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  2011年8月:ハノイ
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ホーチミン廟・ホーチミンの家・一柱寺鎮武観鎮国寺・舘使寺

【8月7日(日)】鎮国寺・舘使寺

鎮撫観から鎮国寺(チュア・チャンクオック/Chua Tran Quoc)まで500メートル。タイ湖(西湖)とチュックバック湖に挟まれた道を歩く。

遊覧船が浮かぶタイ湖。

堤防に沿って釣をする人が多い。魚の名前は分からないが所々で大きな形を吊り上げている人がいた。

鯉の仲間かな?

こっちは鮒の仲間かな?

小さな島の上に建つ鎮国寺は別世界のように見える。

仏塔と緑が水面に映える。

門の前に人だかりがしているので近づいて行くと開門を待っているとのこと。門が開くのは12時30分だというので20分ほど待つ。

南国風情たっぷりで、この先がお寺とは思えない。

早めに開いた門を入る。拝観料は無料。

右の通用門から中に入った。

観光客達の中に花や供え物を持った人達が混じっているのはお参りに来た土地の人達だろう。

門を入って奧に進む。

鎮国寺(チュア・チャンクオック/Chua Tran Quoc)は李南帝の時代(541~548年)にホン河の畔、イエンホア村(Yen Hao Village/現在のYen Phu地区)に開国寺(Khai Duoc Pagoda)として建てられたベトナム最古の寺。
1616年、李王朝後のKinh Ton王の時代にGold Fish Field(金魚ヶ原?/正式にはTortoise Field(亀の原?)/現在地)に移され、名称もその時に現在と同じチュア・チャンクオックに変更された(境内の説明板による)。

境内には釈迦、菩薩、関羽からチャン・フォン・ダオまで様々な神仏や聖人が祀られている。

軒の低い正殿。

正殿の中では参拝に来た人達による勤行が続いていた。

塔屋のある一角は修復工事中で入ることができなかった

昨日、旧市街にある旅行代理店リアル・ダーリン・カフェで、綺麗なお寺だからぜひ見学しなさいと勧められた「舘使寺(チュア・クアンスー/Chua Quan Su)」までタクシーで移動。
運転手にガイドブックの地図を見せながら行く先を示し、おおよそいくらかかるのか聞くと『メーターがついてるよ。』と言う返事で走り出した。行く先の見当はついていたが、いくらか遠回りをされたような気がする。171,000VND(約684円)、こんなモノだろう。

タクシーが停まったのはホアロー刑務所跡からワン・ブロック南の角、リートゥホンキエット(Ly Thuong Kiet)通りとクアンスー(Quan Su)通りが交差したところ。

十五世紀、黎王朝の時代に建てられた舘使寺(チュア・クアンスー/Chua Quan Su)はベトナム仏教界の総本山でハノイでは知らない人はいないという由緒ある寺だ。当時この辺りには寺が無かったため仏教徒は民家を礼拝所に利用していた。後黎朝レタイトン(Le Thanh Tong)帝の時に全員が仏教徒である外国(インド?)からの使節団を受け入れるため、それまで礼拝が行われていた場所に建てた寺院が舘使寺だ。

舘使寺正門。

舘使寺の拝観は無料。白人の家族が一組見学に来ているだけで他に観光客は無し。
建立された経緯と関係があるのだろうか由緒ある寺の割には境内が狭く、門を入ると直ぐに石段の上に正殿の「䧺大殿」が建っている。

門の直ぐ裏に建つ䧺大殿。

正殿「䧺大殿」の軒に隠れるようにして掛かる扁額が豪華。

豪華な䧺大殿の扁額。

䧺大殿の中では参拝者(信者)が集まっていた。

䧺大殿の背後、左右にも祠があるが誰が祀られているのかは不明。

左側の祠。

右側の祠。

庭で見かけた光景。

舘使寺を出てホアロー収容所の横を抜けホテルを目指す。

ニャーチュン(Nha Chung)通りに入って直ぐ左手の図書館のある公園で若い旅行者が休んでいるので声をかけたら、釜山から来ている三人連れとガイド嬢だった。ここが図書館だと教えてくれたのはこのガイド嬢。
釜山からの三人はByeon Jae Uk(卞載旭)くん、Jung Seung Eun(鄭昇恩)さん、Kim Do Yeonさん。Yeonさんは鞄から携帯のプリンターを取り出して、記念にと撮ってくれた写真をその場でプリントしてくれた。

前からJungさん、ガイド嬢、Kimさん、Byeonくん。

しばらく釜山の若者達とお喋りをして、お互いに『良い旅を続けてください。』

図書館とハノイ大教会の間のニャーチュン通り。

ハノイ大教会の前で通りの名前がニャーチュン通りからリークオックスー(Ly Quoc Su)通りに変わる。バイン・ゴイの店「Quan Goc Da」で一休み。

リークオックス―通りのQuan Goc Da。

バイン・ゴイは豚肉・春雨・キクラゲなど米粉の皮で包んで油で揚げた「揚げ餃子」のようなハノイ(ベトナム)のファーストフード。

いつ通りかかっても座っているQuan Goc Daのお母さん。

バオ・ティット(揚げ肉まんじゅう)とバイン・ゴイを一つずつ頼んで12,000VND(約48円)。たっぷりの香草と大根の薄切りを入れた甘酸っぱいタレで食べる。

バオ・ティット(上)とバイン・ゴイ。

Quan Goc Daの店内は外国人旅行者の姿も多い。

ホテル近くの路地店でペットボトルの水を買ったら10,000VND(約40円)。瓶の BIA HA NOI (ハノイビール)を買ったら「Pho 10」で呑んだときと同じ値段だった。一本15,000VND(約60円)。

以後ビールと水はここで買うことになった。

ホテルに戻ったら3時過ぎだった。今日はタクシーを利用したので楽な移動だったがそれでもシャツは汗でビショ濡れ、シャワーを浴びてやっとサッパリする。

夕食は旧市街でとろうと出かける。ホアンキエム湖の周囲は日曜日のせいだからか家族連れが多い。

夕暮れのホアンキム湖。

白馬最霊祠の横にあるナム・ビッ・テット(Nam Bit Tet)に行って見たが余りの混みようと落ち着きのなさで敬遠。ディンリエット(Dinh Liet)通りまで戻って客が群がっている"COM QUE"に入る。

やっと空いてきた"COM QUE"。

一皿に盛られる料理の量が多い、これでは二人分だろう。おまけにロール・キャベツと肉団子はサービスだという。
食べきれずに半分ほど残してしまった。147,000VND(約588円)。

左上の皿がサービス。

きつくなったお腹でホアンキム湖まで戻ると湖畔のレストラン「トゥイータ(Thuy Ta)」のイルミネーションがキレイだ。

イルミネーションに縁取られたトゥイータ。

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