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  2011年8月:ハノイ
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レタイトー神殿水上人形劇場

【8月11日(木)】レタイトー神殿

朝からもの凄い雨。小止みになったかと思うとまた降り出す。激しく降り注ぐ雨の様子を見ていると、天と地の間を水が循環していることを実感させられる、そんな降り方だ。

雨粒が見えるスコール。

スーパーマーケットに行こうと思っていたのだが、わざわざ濡れに出ることもないので雨が止むのを待っていたら12時を過ぎてしまった。

ハノイ大教会前のニャートゥー(Nha Tho)通りにある土産物店で土産物を物色、袋物を見つけて購入する。ここの女性店員、中国語を勉強していた。

土産物店を出てバオカイン(Bao Khanh)通りを抜けるときに、未だ歩いていないハンガン(Hang Hanh)通りに入ってみた。喫茶店が並んでいるのが目立つ通りだが、これといって気になるモノはなかった。

バオカイン通り。突き当たりがレタイトー(Le Thai To)通り。

喫茶店が並ぶハンガン通りの見事な気根。

レタイトー通りにあるANZ銀行の左隣に曰くありげな建物がある。門の脇には"Momument of King Le Thai To" の説明板が立っている。記念碑には概略、次のように記されている。

『これは国家的な英雄レロイ(Le Loi 1385 - 1433)、後のレタイトー(Le Thai To)王、15世紀に国を侵略者から解放した抵抗運動のリーダーの偉業を記念する文化的な事業である。この記念建築物はホアンキム湖に魔法の剣を返したという伝説に因んで1896年にここに建設された。』

ベトナムのポータルサイトで見つけた「タンロン ハノイ 1000年」展に関連した記事ではここを「レタイトー神殿(Den Le Thai To)」と紹介していた。

レタイトー神殿正面。手前はレタイトー通り。

門を入るとギリシャ風とも中国風ともつかない白い建築物(これが神殿?)と「神」と縫い取りされた幟が立っている。この「神」と刺繍された幟は玉山祠の奧にも建ててあったのでここだけのものではないのだろう。

幟と白い建物。

白い建物の裏に回ると一番上にレタイトー像を載せた塔が建っている。

レタイトー像の塔。

よく見るとレタイトー像は右手に剣を持っているのだが、ホアンキエム湖の亀から授かった剣なのだろう。

上の写真の部分拡大。右手に剣を持っているがうまく写ってないナ。

レタイトー像の背後に白い壁、その後が本殿だ。狭い敷地なのに壁を置いて本殿を区切っている。

塔と本殿の間の白い壁。

狭い敷地内で出会った人は落ち葉を掃き集めている人が一人だけ。
本殿の横にある階段で二階に上がると祭壇が飾ってあり、ガラスケースに入ったレタイトー像が祀ってある。一階は見ることができなかったので用途不明。

レタイトー像を祀った祭壇。

レタイトー像の拡大。

拝観無料のレタイトー神殿を出て数分も歩けばスーパーマーケットのインティメックスがある。ここで土産物を調達する。

突き当たりがインティメックス。

レタイトー神殿水上人形劇場
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