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2011年8月:ハノイ 8月5日┃8月6日┃8月7日┃8月8日┃8月9日┃8月10日┃8月11日┃8月12日┃8月13日┃地図 ハノイ大教会│ホアンキエム湖・玉山祠│旧市街│タンロン城址┃●タンロン城址全景 【5月6日(土)】旧市街 ホアンキム湖を後にして、一日ツアーを申し込むつもりで旅行代理店「シンオフィス」(ホーチミンのシンカフェの姉妹店)を探しにホアンキム湖の北に広がる旧市街に入る。ハノイ36通りと呼ばれる一郭だ。
白馬最靈祠横のハンザイ(Hang Giay)通りに入る。酒屋や菓子屋が並んでいる。
丁度昼時、"COM BINH DAN"の看板は米飯におかずを載せるベトナムの大衆食堂。混み出す前にここでランチにする。
店内に足を踏み入れると『食べるのか?』と身振りで聞いてきた。ボールを覗き込みながらコレはと思う料理を指さすと米飯を盛りつけた皿に適当に載せてくれる。
厚揚げの煮物、煮付けた鶏肉の海苔巻き、叉焼、名前の分からないピリ辛煮の野菜、さらにボールを覗き込むとこんなモノでいいだろうと身振りで示す店の小母さん。盛りつけてもらったさらを受け取ると小母さんの指が三本立った。30,000VND(約120円)だ。
幼稚園児が座るようなプラスチック製の低い椅子に座る。目線が下がると思っていたよりも落ち着くことが分かった。
食堂からドンスアン市場まではわずか100メートルほどだった。市場に近づくほどにバイクの往き来が激しくなる。
市場の中はごった返しており写真を撮る気になれず、来た道を戻ってハンチェウ(Hang Chieu)通りを左折、「東河門(Dong Ha Mon)」に行く。1749年に建てられ、その後19世紀になって修復されたというタンロン(旧ハノイ)への出入口も訪れてみると小さな門だった。
街の中に溶け込んだ風情で建つ門をくぐり抜けて、旧城内と城外を往き来するバイクが途切れない。
マーマイ(Ma May)通りの旧家保存館に着くと戸が閉まっており『SORRY WE CLOSE THE DOOR FOR LUNCH』の張り紙。何時まで閉めているのか書いてない。
19世紀の後半に建てられた中国風木造民家が修復されて一般公開されているというので見に来たのだが、これではいつまで待てばいいのか分からない。
旧家保存館を立ち去ろうとしたら、スラッとした女性がたどたどしい日本語で『私は大学生です、貴方は日本人ですか?』と話しかけてきた。そうだというとA4程の大きさの透明カードケースを差し出してきた。 |