ホーム2011年大連(4月)盤錦(5月)瀋陽(5月)撫順(5月)瀋陽II(5月)大連II(5月)ハノイ(8月)
  2011年8月:ハノイ
8月5日8月6日8月7日8月8日8月9日8月10日8月11日8月12日8月13日地図
イエン河香寺ティエンチュー寺マダム・ヒエン

【8月10日(水)】マダム・ヒエン

夜はガイドブックで紹介しているブン・チャー(ブン[米麺]と揚げ春巻き料理)の専門店ダックキムを探して旧市街へ。ガイドブックの地図がおおざっぱなのか、既にダックキムが無くなっているのか、なかなか見つからず探し歩いている間にスコール。

やむなくホテルに戻ろうとフーゾアン(Phu Doang)通りまで戻り、気紛れで折れた暗いチャンカム(Chan Cam)通りで黒い木々の間に黄色く塗られた門と洋館を見つけた。
門が開いておりメニューが立ててある。レストランのようだ。メニューを見ると「Modame Hien(マダム・ヒエン)」とある。ベトナム料理をお洒落に食べさせる店のようだ。若い女性店員がメニューの説明に近づいて来た。雨が激しくなってきたので雨宿りのつもりで店内へ。

マダム・ヒエン入り口。

洋館に入るとテーブルの用意をするまでここで待てと言われ、ロビーでメニューを眺めていた。

マダム・ヒエンのロビー。

壁に掛けてあるポートレートが面白い見せ方をしている。写っている人がマダム・ヒエンかどうかは聞き忘れてしまった。

壁に掛かっていたポートレート。

テーブルの支度ができたと案内され市松模様の廊下を進み、女性店員ついて二階に上がる。

小さな部屋が幾つもある。

通された部屋には一目で日本人と分かる先客が三組。他の客が静かなので大声で笑い高い話し声が傍若無人に見える。

通された二階のテーブルにつく。

一品ずつ頼むのも面倒なので、店の特徴が出ているとウエイター嬢が薦める "Madame Hien Menu" とホーチミンで馴染みになった333ビールを頼む。
グラスと一緒に持ってきたビールは缶ビールだった。こういう高級点で缶ビールがテーブルにのっているって言うのは何ともチグハグ。

「軽くスモークした五種類の茸スープ」はかすかにスモークの香が残り、少しトロミをつけた薄味スープ。

五種類の茸スープはトロミのある薄味スープ。

一つ盛りになった「バナナの花とカリカリにした若い幹のピーナッツ添え」と「庭のサラダとハーブを添えた"Nem"」。
どれがバナナの花なのか、どれが"Nem"なのか? 揚げ春巻きの下に敷かれた野菜がカリカリして珍しいサラダだ。一口サイズに切った生春巻き、パリンとした揚げ春巻きはベトナムの定番。

異なった歯触りと香りが楽しめた前菜だった。

「ハノイの家庭料理/スープ、季節の料理、米飯、野菜…」
スープの影に隠れている器に入っている魚醤が無ければ中国料理と間違えてしまいそうだ。それぞれの皿は海老と玉葱、海老とチンゲンサイ、鶏肉・ピーマン・インゲン豆・ブロッコリー炒め。

見た目は中国料理、味はベトナム料理。

最後はデザートで焼きバナナのキャラメルソース和えとアイスクリーム。初めて口にした焼きバナナだったが知っているバナナとは大違いでコリンとしてスジっぽかった

見た目ほど美味しくなかった焼バナナ。

メニューにコーヒーがついていなかったので追加でホットコーヒーを頼む。甘くて独特の香りのするベトナムコーヒーだ。ウエイター嬢にコーヒーの銘柄を聞いてみたら『特別なものではなくスパーマーケットで売っている物ですヨ。』だそうだ。

ベトナムコーヒー。

料理325,000VND(約1300円)、缶ビール45,000VND(約180円)、コーヒー45,000VND(約180円)、サービス料25,000VND(約100円)、合計440,000VND(約1,760円)。もう一度来ても好い店だ。

イエン河香寺ティエンチュー寺マダム・ヒエン
8月5日8月6日8月7日8月8日8月9日8月10日8月11日8月12日8月13日地図
ホーム2011年大連(4月)盤錦(5月)瀋陽(5月)撫順(5月)瀋陽II(5月)大連II(5月)ハノイ(8月)