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 2007年12月:北京
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【12月3日】 前門・大柵楼・琉璃厰・北京支社

5時30分起床。
晴れ。

やっと復旧したPCをホテルのフロントに預けて李さんに都合の良いときに取りに来るように電話して8時半頃ホテルを出る。

郵通街にある宿泊したHarmony Hotel。

朝食は昨日の朝入った「杭州小吃」。昨日と同じ小龍包と豆腐スープを注文。

ホテル左側にある「杭州小吃」。

入り口に立ち通行人に声をかける「杭州小吃」の女子店員。

小龍包と豆腐スープ。小龍包は小型の肉まんのようなもの。合計5元。

隣のテーブルで食事をする三人連れ。カメラを構えて声をかければ笑顔が返ってくる。

今日は少しまとめて看板の写真を撮りたいと思い、お腹が暖まったところでホテル前の郵通街を看板に注意しながら歩き始め、北京市郵政公司の前を通って建国門内大街に抜ける。

北京市郵政公司入り口。

建国門内大街の向こうに見える大きな建物は、タクシーでホテルに戻るときの目印になった「全国婦女活動活動中心」。

全国婦女活動活動中心。

北京市郵政公司の周りをぐるっと回るように建国門内大街を東に向かい北京駅前の大通り北京站街を北京駅目指して南下する。

地図で見るとわずかワンブロックなのだが実際に歩くと1.5kmくらいある。北京は広いのだ。

地下鉄に乗るために北京駅前の地下道入ると貼ってあるポスターに見覚えのある文字を見つけた。

説明不要「吉野家」。

ミュージカル「CATS」と「McDonald」。

北京駅から乗った地下鉄を前門で下りる。外に出ると補修工事が終わったばかりなのか正陽門箭桜が朝の日を浴びて眩しい。

正陽門。

箭桜。

箭桜前のバス停が格好の広告媒体になっている。バス乗り場は看板の向こう側になる。

“芳醇な一日を楽しもう” LOTTE楽天。

“音楽は私を悦びに導く” NOKIA。

バスターミナルの外れに献血バスが止まっていた。
今までお目にかかったことがない光景だ。そういえば2003年2月に台湾に行ったときに高雄でも見たことがあったナ。

平安献血車。中国赤十字会。

前門大街への入り口がフェンスで封鎖されており再開発工事が行われているようだ。

工事のフェンス越しに前門大街入口の五牌楼「正陽橋」が見える。


この工事の様子からするとかなり大がかりな再開発のようだ。

迂回路があるのかも知れないが大柵楼を歩くことにした。

2008北京オリンピック・グッズの大きな販売店があったので冷やかしのつもりで入ってみた。
月曜の午前中だからだろう殆ど客はいない。SeoulのGounさんとBangkokのAnnaさんへのお土産にピンバッジ6個入りを2個買う。1個30元(500円)。

大柵楼の店舗には老舗もあるようで、軒先にかけられた店名を刻んだ看板の書体にも趣がある。

廣徳樓はレストランだった。

上海張小泉刀剪本店は刃物屋。

同仁堂は大きな漢方薬店。

次の目的地は瑠璃廠。前門駅から地下鉄で一駅の和平門まで移動する。

ところが何度も来ているのに交差点の渡り方を間違えて前門西大街を東に前門に向かっていた。途中で目に留まった銀色の大きなドームを見に寄り道。近づいてみたら国立大劇場だった。

未知との遭遇は国立大劇場だった。

看板の写真を撮りながら前門西大街をを西に戻り、やっと見慣れた交差点にたどり着き、南新華大街に入ってゆく。以前来たときには気づかなかったが公衆便所の案内板が立っている。最近建てたものなのだろうか?

公衆便所の案内板。

矢印に従って南新華街から細い道にはいると"Toilet"の文字が見える。男子と女子で入り口が別になっている。

利用してみたがとても清潔なトイレだった。

観光シーズンを外れた琉璃厰は人通りも少なく土産物店の呼び込みも心なしか声に力が入っていない。
土産物店の中もひっそりしている。2006年4月に来たときの道路整備はすっかり終わってずいぶん歩きやすくなったようだ。

道路が綺麗になり広々とした印象になっている琉璃厰。

今まで一度も買う機会がなかった鼻烟壺(Biyanhu/Sniff Bottle)で気に入った物がないか探しながら土産物店を覗いて歩いた。初めから300元だとか500元なんて言う店は値段の交渉をする気にもならない。

暇そうにしているこぎれいな土産物店で堆朱の鼻烟壺を見つけた。値段を聞くと一個150元(2,500円)だという。二個買うからといって100元(1,670円)にしてもらった。記念にと写真を撮らせてもらった。

物静かな女性店主さん、これでなかなか商売人なんだろうな。

2006年10月に木彫りの梟を買った土産物店にも顔を出して挨拶だけする。
彼女ホントに私を覚えていたのだろうか、照れくさそうにハグに応じた。彼女にとってラッキーだったのは私の後に続いて若い女性グループが続いて店に入って来たことだろう。

昼時になり、歩き疲れたこともあり南新華街まで戻って「嘉禾味美酒楼」に入る。

店の前に車が止まっているので入ってみた「嘉禾味美酒楼」。

テーブルに座るとメニューとシュリンク・ラップされた食器が出てきた。このシュリンク・ラップされた食器セット、今年の3月に盤錦の北朝鮮料理店でも出てきた。

シュリンク・ラップされた食器セット。

隣のテーブルで小さな壺に入った麺を食べているのが美味しそうだったので同じ物を注文。

メニューを見ると牛肉入りの汁入り白ビーフンらしい。もう一皿がほうれん草のような青い菜とピーナツの黒酢漬け。あと一品、ラー油と唐辛子をたっぷり使った黒ビーフンのような冷たい料理。黒ビーフンを注文した店員にこれはすごく辛いけど大丈夫かと念を押されたが食べてみたらそれほどでもなかった。

ビールを一本頼んで足の疲れがとれるまでノンビリと食べてほぼ完食。合わせて39元(650円)。レシートを見たらシュリンク・ラップした食器セットの代金が1元入っていた。

この日のランチはこれで39元(650円)。

和平門駅から地下鉄に乗り長椿街駅で下車、勤務先の北京支社に立ち寄ってみる。携帯電話を持っていないのでここから東京に何本か電話を入れる。

ソフトウエア開発がメインの北京支社はいつ来てもヒッソリしている。

北京支社管理部マネージャーJudithさん。何時も歓迎してくれる。

開発チームのマネージャーSharonさんから九寨溝に行ったときの写真を見せてもらった。

4時過ぎに支社を出て北京駅に戻り駅前の北京土産物店で土産を物色してからホテルに戻り、メールをチェックしブログをアップ。

明日は朝が早いので荷造りをして9時過ぎに就寝。


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