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  2006年12月:下田
12月31日1月1日1月2日地図

【12月31日】まどが浜回遊公園

スーパービュー踊子号が予約できず9:00東京駅発の踊子号で伊豆急下田に。小田原駅を過ぎると車窓から白い富士が見え隠れする。車内は満席、殆どが家族連れだ。

踊子号の窓に白い富士山が…。

伊豆下田駅の改札を出るとホールの天井から4m位はありそうな巨大なカジキマグロが下がっている。2004年5月に来たときは見かけなかったので、駅出札所や観光案内所、土産物売り場でこのカジキマグロのことを聞いてみたが誰も正確なことを知らなかった。旅館に向かうタクシーの運転手によれば、昨年のクルーザー祭りの一環で釣り上げられたカジキマグロらしい。皮は本物で中に発砲スリロールを詰めた剥製だと言うことだ。どうりで本物のように見えるわけだ。せめて長さや重さ、何時獲れたのかくらいは何処か目につく所に表示してくれるといいのに。

改札ホールの天井から下がるカジキマグロ。

昼食をとりながらチェックインまでの時間を駅前の土産物店「普論洞(ふろんと)」で一休み。メニューにあった店の由来によると1961(昭和36)年の伊豆急行開業と同時に開店したとある。建物は東北地方の馬小屋を移築ようだ。なまこ壁の時計塔が目印だ。

時計塔が目印の普論洞。

店内には2年半前に入った時と同様ビートルズのBGMが流れ続けている。普論洞開店の翌1962年にビートルズがデビューしていることと関係があるのかもしれない。注文を運んでくれた女子店員さんに訊くとオーナーが熱烈なビートルズファンなのだと言う。錨や大きな漁篭を飾った店内の雰囲気に似合わないなと思いながら聴いていると馴染んでくるのが面白い。

東北地方の馬小屋を移築したのではないかという店内。

チェックインの3時までまだ一時間ほどあるがタクシーで柿崎新業際にある下田聚落ホテルに向かう。すぐに入ることができた部屋の前は下田港、荷物をおいて周囲を歩いてみた。

中身は温泉旅館の下田聚落ホテル。

ホテル前の海岸は「まどが浜海遊公園」で遊歩道が整備され歩きやすい。公園内に設けられた船着き場にペリーの黒船を再現した遊覧船「サスケハナ号」が下田港遊覧から戻ってきた。

下田港を遊覧するサスケハナ号。

下田港の向こうに沈む今年最後の夕日。

部屋の窓からは残照に照らされる「まどが浜海遊公園」が見える。

部屋に戻り夕食までの時間を温泉に浸かる。怪我をした左足と未だに痛みが残る右肘が湯に浸かっているとジワッと温まり楽になった気がしてくる。
夕食は量が多すぎる。左の丸い皿は厚め牛肉のしゃぶしゃぶ、中央の丸い皿は金目鯛の刺身、右の四角い皿は伊勢海老とさざえの刺身、右端は伊勢海老の釜飯。四角い刺身の皿の手前は朝日蟹。他に揚げ物と焼き物、食後のデザートでフィニッシュ。

数が多すぎてもてあました夕食。


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