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  2007年6月:北京
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【6月19日】 四川おでん

7月6日に開催が決まったセミナーの準備のために北京入り。

午前中は出社して中国側との打ち合わせ用の資料を整理・確認。

14:05 赤坂東急エクセルホテル前発のリムジンバスで成田に向かう。
3,000円と割高な気がするが楽ちん。

レインボーブリッジを経由、対岸にフジテレビの社屋が見える。

3時半頃には成田に着いてしまった。
19:30発を18:30発と勘違いしてしまい早く着きすぎた。
スターバックスでチェックインが始まる時間までiPodの松居慶子を聴いて時間をつぶす。

チェックインカウンターでドアサイドの席を頼んだら、理由は教えてもらえなかったが、最近はできる限り客をドアサイドの席に案内しないようにしているのだという。
そこを頼み込んで、帰りの便でも同じように対応するかどうか分かりませんよ、と念を押されて対応してくれた。

19:30 成田国際空港 発  CA168便。
22:30 北京首都国際空港 着。

遅い便なのに年配の旅行者のグループが多い。

わがままを言ってドア・サイドの座席にしてもらったのでゆったり座ってこられた。

機内は何のアトラクションもないので持ち込んだPCで韓国映画を見る。魚のお化けのようなやつが出てくる『怪物』という家族愛がテーマのような映画だった。

北京首都国際空港には定刻より少し早く到着。

携帯電話の広告がひときわ目を引いた。

入国審査も遅い時間のせいだろう列も短く並んでいる人も少ない。
迅速な処理に入国審査カウンター前に設置された投票機で "Very Good" を一票。
カウンターを出るときに審査官に「"Very Good"ボタンを押したよ。」というと、こちらを見てニコッと笑ってくれた。

ターンテーブルで荷物を受け取って到着ロビーに出る。
いつもなら二重三重に出迎えの人がひしめくドア前の手摺りは閑散としている。

出迎えが少ない到着ロビードア前の手摺り。

空港ビルを出てタクシー乗り場に向かうのだが周囲は来る度に様子が変わっている。
北京は相変わらずのひどい空気で照明が霧の中で見るようにかすんでおり、空港を出て10分もしないうちに喉が反応する。

タクシーで崇文門外大街の新世界万怡酒店に。
11時15分頃にはホテルに着いた。高速道路も車が少なくタクシー料金も90元かからなかった。

チェックインして荷物を部屋に置いてから、とりあえず何か食べようとホテルを出る。
崇文門菜市場の横に今年の4月に来たときには無かった小さな店ができていた。

歩道に置かれたテーブルと椅子。

竹串にモツやキノコ、大根などを刺して煮込んでいる。
見た目はおでん、味は四川風。

7月上旬まで医者から肉類と酒を禁じられているので肉以外の串を7,8本くら食べたろうか。相変わらず于くんは健啖で30本以上の串を並べている。

四川風おでん。

串が40本くらいと于くんが空けた大瓶ビール2本で20元(約300円)出したらお釣りをよこそうとした。
いったい幾らだったんだろう?

先客の若い女性二人は近くに住む学生だそうだがこんな時間に夜食をとりに出てきたのだろうか、私たちより先に自転車で帰っていった。

夜食タイムの女子大生。

この小さな店は仲のいいご夫婦が二人で切り盛りしている。
写真を撮とうというと照れながらもご主人は奥さんに寄り添ってくれた。

仲のいい屋台のご夫妻。

12時過ぎにホテルに戻る。
新世界万怡酒店の部屋は崇文門大街の大きな交差点に向いた角部屋で、窓も広くゆったりとした広い部屋だ。

この部屋の右の方にはさらにソファーが置かれているコーナーがある。


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