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  2007年11月:ソウル
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【11月5日】 成田→ソウル

晴れ。8時過ぎに家を出る。
空港第一ターミナル着10時。直ぐにチェックイン。
ドアサイドを頼んだがファーストエンドにされた。どちらでも足下が広ければいいや。
保険をかけて出国手続き。今日も出国手続きカウンターは空いている。

第一ターミナルの出国手続きカウンター前はご覧の通りがら空き。

搭乗待合いゲート付近で今までに見たことのない自動販売機を見た。コイン投入口がスリットではなくてコインを投げ入れることができるようになっている。

コインを投げ入れられるようになっている自動販売機。

搭乗便はKE702。12:55発の予定が5分早まったと表示されている。珍しい。
機内で于くんから借りた「WAR…」という日米中入り交じった変なDVDをみて過ごした。
ほぼ定刻の15:30に仁川国際空港着。入国手続きもすいすい。

時間帯のせいなのか曜日のせいなのか、こちらもがら空きの入国審査。

仁川国際空港の入国手続きカウンターの上のサインがオレンジ色になっている。親しみが増した印象だ。

オレンジ色の入国手続きカウンター上のサイン。

仁川国際空港から金浦国際空港まで2007年3月に開通した空港鉄道、愛称「A'REX(エーレックス)」に乗り、そこから地下鉄5号線を利用すれば鍾路3街駅まで乗り換え無し。ということで到着ロビーを出てA'REX乗り場まで歩く。
途中のコンコースがピカピカに光り異空間を歩くようだ。

異空間を思わせるA'REX乗り場に通じすコンコース。

仁川国際空港から金浦国際空港までの乗車賃3,100WON(440円)。交換レートは円 x 7 WON。

3,100WONの乗車カード。

改札機はわずかに隙間を空けた透明なプラスチック板がゲートになっている。乗車カードをSuicaのように読み取り装置にかざすと左右に開く。今までに見たことのないタイプだ。

ゲートが透明なプラスチック板の改札機。

改札からホームに下りてゆくエスカレータの空間が異次元だ。

広い空間をホームに下りてゆくエスカレータ。

ホームも広くて長い。A'REXが開通して8ヶ月経つが利用客の姿が少ない。

乗車を待つ客の姿が殆ど見えないホーム。

10分ほど待つうちに車両が入ってきた。直ぐにドアが開いて乗車する。新しい車両で気持ちがいい。車内放送は韓国語に続いて中国語、英語、日本語が流れる。ドア上の表示にも日本語表示が流れる。

広い車内はゆったりし過ぎ。

ドア上の進行案内表示は電車の動きに応じて赤い線が伸びてゆく。

金浦国際空港まではわずか5駅。点線で囲まれた部分は現在建設中。

空港貨物ターミナル駅を出て10数分走った頃、窓外に不思議な光景が続く。表面に赤茶けた植物のようなものを乗せた滑らかな岩床が延々と続く。その向こうに細く光るのは海だろう。対岸の山は江華島だろう。

潮が引いた後に顔を見せた遠浅の海底のようだ。

金浦国際空港駅までの所要時間は30分。
金浦国際空港で地下鉄5号線に乗り換え。ここの自動券売機は紙幣が使えた。鍾路3街駅まで1,300WON(184円)。

いったんA'REXの改札を出てソウル市内までの切符を買い直す。

切符を買って天井から下がる表示を頼りに進む。自分の他に他に誰も歩いていない。この方向でいいのか確認したいが周囲に尋ねる人もいない。

丸に5と矢印は地下鉄5号線を指しているのだろう、確認したくても誰もいない。

金浦国際空港駅にはA'REXと地下鉄5号線しか入っていないはず。表示に従って進むと改札口に出た。券売機から改札口まで恐ろしく離れているんだナ。
入ってきた電車は空いていたので直ぐに車両端の席に座ったら、隣に座っていた叔母さんがこちらを向いて繰り返し何か言う。
もしやと思い振り返って窓の上を見るとその席は日本で言う優先席の表示がある。ここに座るなってなことをいっているのかも知れないと直ぐに席を移った。
市内に近づくと混んできた。隣に座った若い女性がPDP (Personal Digital Player)で映画を見ているようだ。テレビの映画番組でも見ているのだろうか?

膝に乗せたPDPで見ているのは映画のようだ。

金浦国際空港駅からおおよそ1時間、鍾路3街駅で下りる。
鍾路3街駅は地下鉄1号線、3号線、5号線の乗換駅で目的の出口までひどく歩かされた。それもエスカレータのない階段を上ったり下りたり。さすがに旅行鞄が重くなってきた。これは予想外。
階段を上りきって外に出てホッとする。予約してあるビウォンホテル(BIWON HOTEL)まではそれほど遠くないはずと、地図で見当をつけて歩き出す。

すっかり暗くなった宗廟市民公園前の広い通りは鍾路。

宗廟市民公園を過ぎるて鍾路と昌徳宮路が交差する辺りは貴金属店が並ぶ。

この店の前だけが明るい貴金属店。

鍾路3街駅からビウォンホテルまで徒歩でおよそ15分。
ホテルにLi Hoさんから電話が欲しいというメッセージが届いていた。フロントが「今直ぐ電話をしますか?」と聞いてくれたので電話をしてもらった。話の内容は明日の会議の予定確認だった。
チェックインして入って部屋は13階。ドアを開けて直ぐに靴を脱ぐような案配で室内はフローリングの韓国風。想像よりずっときれいなツイン。部屋の設備が変わっている。タワー型のPC、VTR、DVD、5+1のサラウンドシステム。

広くはないが床がフローリングで気持ちがいい。

荷物を片付けて夕食に出る。フロントで食堂が集まっている場所を教えてもらいブラブラと歩き出す。
ホテルから10分ほど歩いた弘益大国際デザイン大学院の直ぐ近くで路地裏に入ってみた。小さな街食堂が何軒も並んでいるがさてどの店に入ろう。見当をつけようにも店名もメニューもハングルでチンプンカンプンだ。
路地角のガラス窓の大きな店に数組の客の姿が映っているのを見てドアを押した。

ガラス窓越しに複数の客が見えたのでこの店に入ることに決めた。

店に入って一番奥の席に着くと店の若い奥さんが出てきて「プデチゲか?」見たいに聞いてくれたのでメニューも見ずに(もっとも見ても読めないハングルのメニューじゃね)そのお勧めらしいプデチゲを注文。
見た目よりあっさりしていた。後から三組み入ってきた客は全員プデチゲを注文していた。やっぱりここの名物メニューらしい。4,000WON(570円)。

プデチゲ4,000Won。左奧の白いボトルはマッコリではなくてただの冷やした水。

食後は来た道をそのままホテルに戻りChoiさん、Yoonさんに電話。明後日のアポを確認する。
メールをチェックしたいので「自分のPCを使ってネットワークにつなげたいのだが…」とフロントに電話をした。チェックインを受け付けてくれたフロント氏が飛んできてタワー型PCがはめ込まれているテレビ台を動かしPCの背後からEather Cableを引き抜いてくれた。
自分のノートPCに接続、即インターネットOK。Blogの書き込みをして風呂に入り12時過ぎ就寝。


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