【11月7日】 ソウルの友人達
快晴。7時起床。シャワーを浴びてテレビのニュースをチェック。昨日と同じコースで10時にSandoll(サンドル)社着。
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サンドル社屋は個人住宅を購入して社屋に利用している。 |
今年5月に訪問したときには無かった新しいシンボルが玄関前の壁に付いていた。「サンドル」をハングルで表記したときの最初の一文字だ。
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アルファベットの"S"の音に相当するハングル文字。 |
すぐに会議室で昨日打ち合わせた内容を確認し合う。案の定、お互いに少しずつ誤解している点があっ。昼までかけて意見調整を行い双方の新しいビジネスモデルが見えてきた。
ランチはセオク社長と二人で北朝鮮料理店に行く。セオクさん自らが車を運転して案内してくれた。
着いたところは赤煉瓦造りの古い家で営業するレストラン「Jeong Joo House(ジェオン・ジュの家)」。木戸をくぐって半間ほどのガラス戸の前で靴を脱ぐ。そのガラス戸を開けると板の間にテーブルが並んでいる。
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どう見てもレストランの入り口には見えない正面のガラス戸。 |
土鍋に入った牛肉煮込みのような料理は柔らかく脂がなくて絶品。最後に出てきた野菜チゲに稗飯を入れて食べたが気がつくと腹一杯になるほど食べてしまった。
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機会があったら腹を空かしてからもう一度チャレンジしたい牛肉の土鍋煮込み。 |
後で聞いたことだが「Jeong Joo House」の右側の高い建物(「Root'n」の右隣)はサンドルのフォントデザイナーCha Gounさんの住まいがある建物だそうだ。
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赤い煉瓦造りにレストラン「Jeong Joo House」。 |
食後はセオク社長の部屋でコーヒーを頂きながら3時近くまで情報交換をさせていただいた。
息子さんは現在北京の高校で勉強を続けており2年後の大学入学は精華大学を目指していると話しておられた。またサンドル社の将来のビジネスについても熱い言葉で語ってくださった。
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ご自身もチェロを演奏するセオク社長の部屋はいつもバロック音楽が流れている。 |
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フォントデザインチームのボス、BruceさんとデザイナーのChaさん。 |
3時過ぎにお世話になった営業とフォントデザインチームに挨拶をしてサンドル社を辞去しホテルに戻る。
ホテルから電話をして、今はサンドル社を退社してそれぞれの道を歩んでいるYoonさん、Choiさんと今夜8時過ぎに会う段取りができた。Cha
Gounさんも誘ったが合流できるかどうかは仕事次第とのこと。それまでメールチェックとブログの準備。
9時近くなってChoiさんがホテルまで迎えに来てくれた。徒歩でテハンノ東部の焼き肉屋に入る。30分ほどしてYoonさんも合流。
Chaさんから仕事が忙しくて来られないとChoiサンの携帯電話に連絡が入る。残念ですねとChoiさんと話していたらYoonさんの後に続いて彼女が笑いながら姿を見せた。からかわれたようだ。
Yoonさん、Choiさんの仕事の話、Chaサンの悩み、文字の話と豚肉の焼き肉でアッという間に腹が一杯になった。
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左からChoiさん、Yoonさん、Chaさん、焼き肉屋の女将さん。 |
二次会はワインを飲もうと4人で外に出る。
テハンノ東部繁華街北の奥まった場所にワインと世界の著名な美術館の収蔵作品カタログを並べた店に入る。おしゃれな店で若い客が多。イタリアの赤ワインと山ほどのモッツアレラチーズと野菜のサラダを頼んで120,000WON(17,040円)。
ここでも若い三人の仕事と将来の計画、悩みを聞きく。
さらに 興が乗ってそれぞれの仕事ぶりと性格、星座をあてっこしている内に12時半を過ぎてしまった。Yoonさん二月生まれで水瓶座、Choiさん十一月生まれで射手座、Chaさん四月生まれ牡牛座。
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楽しい時間はあっという間に過ぎてしまう。 |
店の名前はメモしなかったが会計をしたときに、店のスタッフが私達を画集が並んでいる大きなラックの前に案内した。そこには世界の名だたる美術館発行の画集が多数並んでいた。その中から欲しいものを一冊サービスでくれると言うことらしい。権利を若いデザイナーのChaさんに譲ったら彼女は大好きな画家だと言ってGoghの画集を選んだ。
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画集をプレゼントしてくれた店の前で。 |
Yoonさんとは店の前で別れ、徒歩でも帰宅できるというChoiさんがやはり徒歩距離圏のChaさんを送っていってくれた。
すっかり遅い時間になってしまったが歩いてホテルに戻る。
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