【8月1日 】成田→北京
15時30分に自宅を出る。
昨日までぐずついていた天気も今日は暑くなりそうだ。
成田に向かう電車の中で既に空港に着いている于くんから電話がある。空港はかなり混んでいるという。
17時30分頃成田空港に到着。
搭乗予定の便は既にチェックインが始まっている。于くんの姿が列の中に見えないところを見ると既に通関もすませてしまったのだろう。
いつものようにドアサイドの席をリクエストしたが、あいにくですがドアサイドもファーストエンドの席も既に全て塞がっておりますと言う返事。搭乗してから空いていたら移動すればいいことだ。
19:30 成田国際空港 発 CA168便。
搭乗待合所は中国語ばかり。
先月30日に再発した腰痛を抱えての出張になってしまったが、午前中に馬橋接骨院で背中に置鍼をしてもらってきた。果たして埋めた鍼がいつまで保ってくれるか分からないが、これ以上悪くならないことを祈るばかり。
搭乗してみると案の定、ドアサイドは空いていた。
はじめから自分の席に座らずにドアサイドに陣取る。
飛行機がタキシングを始めると後の方から若い中国人が隣の席に移ってきた。この席の楽なことを知っている人は多いのだろう。
北京まで後1時間という頃になって、北京が天候不良のため大連空港に臨時着陸して北京の天候回復を待つというアナウンス。
どのくらい待たされるのかわからないまま缶詰状態が1時間半程続いた。その間持参したパソコンでビデオを見てしのいだ。
北京首都国際空港に着いたときは既に0時を回っていた。
機内から覗き見た北京空港は土砂降り。
タラップを雨に打たれながらバスに乗り込む。動き出したバスの大きな窓を稲妻が青白く横切る。
空港の地面は一面に薄く水が溜まり強い雨粒を受けて跳ね返っている。
ここ1週間の北京はこんな空模様が続いており、まともなフライトスケジュールで到着できたことがないとフライトアテンダントの一人がこぼしていた。
天津空港で4時間待たされたこともあったと言うから今日の1時間半はましな方なのだろう。
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タラップからバスまで小走りに移動する乗客達。 |
当然ながら入国審査カウンターはがら空き。
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がら空きの入国審査カウンター。 |
タクシーで崇文門外大街の北京新世界万怡酒店に着いたときは1時半を回っていた。
ホテルのフロントには誰もいない。
大きな声で呼んでもしばらく誰も出てこなかった。ようやく眠そうな顔をした係が二人出てきて対応してくれたが、部屋に入れたのは2時過ぎ。
荷物をほどいて腰のためにと熱めの湯を張ったバスタブに浸かる。
ベッドに入れたのは2時半過ぎだ。
馬橋接骨院の富沢さんが適切な処置をしてくれたおかげで、予定より長く飛行機に乗っていたが特に腰の具合は悪くなっていない。富沢さんに感謝!
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