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  2007年8月:北京
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【8月4日】 北京→鞍山

9時朝食。

荷造りをして11時過ぎにチェックアウト。ホテルを出ると赤とんぼが群れ飛んでいる。

部屋の外は今朝もスッキリしない空模様。

八王墳長距離バスターミナルまでタクシーで移動。
八王墳は東四環路、四恵橋の西南、通恵河北路にある。ホテルからタクシーで25分くらい走った辺りだ。

八王墳のバスターミナルの近くには北京東駅もある。

歩道橋の上は若い露天商がずらりと並んでいた。

果物を売るリヤカーが熱心に旅行者に声を掛けてくる。

ちょうど昼時にかかってしまいどの食堂もごった返している。「君臨居餐庁」で簡単に昼食。

東北家庭料理という看板に惹かれた「君臨居餐庁」。

一息入れたところで長距離バスターミナルの待合所まで5分ほど歩く。待合所の中は外から見たよりもずっと広く出発のバスを待つ旅行者でごった返している。

八王墳長距離バスターミナルの待合所・乗り場入り口。

待合所の中は外から見たよりもずっと広い。

北京→発鞍山行きのバスは50人乗り。
北京→鞍山は約715km。バス代は151元(約2,400円)。

バスは定刻通り13:00に出発。鞍山到着は20:00の予定。

座席は指定で最前列だ。
隣の席には3歳位の男の子と母親が座ったが、この男の子が鞍山到着までの7時間、全く騒がないのには驚いた。母親を見ていても厳しく躾けている様子が分かる。

騒がしい日本の同年代の子供と母親が電車に乗っているところを思い出してしまいった。

シートの背もたれのリクライニング装置が壊れていてゆったり寄りかかるとどんどん倒れていく。後の客が文句を言うがどうにもしようがない。

途中、山海関でトイレ休憩。ここまで3時間。ここから同乗していた別の運転手に交代。

見渡す限りのトウモロコシ畑は今流行のバイオ・エタノールの原料だそうだ。

運転手は二人ともクラクションを鳴らし放しで前を行く車との距離を詰めてゆく。

前を行く車をクラクションでどけようとしているのだ。
前の車がどかないと平気で2レーンに渡る車線変更をするかなり怖い運転だ。ブレーキも先行する車に接触する直前にかけるのでこれも怖い。

鞍山には予定通り20:00時に到着。

北京からバスで7時間かかって到着した鞍山市。

鞍山駅の周囲が一番賑やかなようだ。

ホテルの予約をしていないまま鞍山に来たが、バスを降りてから直ぐにタクシーを拾いお勧めのホテルだと聞いている「東山宾館」に。フロントからは本日は満室ですというつれない返事。

困っている様子を見かねてか別館があるので聞いてみると言って電話をしてくれた。一部屋だけ空いているという、よかった。

「東山宾館」別館一号館は天井が高いクラシックな平屋造りだ。部屋はツイン、朝食付きで一泊230元(約3,700円)。

夕食はバスターミナルから「東山宾館」までのタクシー運転手が勧めてくれた「華宾」で。ビール2本、4品で43元(約700円)。

これにビール2本で43元(約700円)。

「華宾」はどうと言うことのない町中の食堂だ。

食後は鞍山駅前をブラブラ。
露天で23タイトル入った海賊版のDVDを10元(約160円)で売っていた。

ホテルに戻り腰痛予防のためにバスタブに浸かる。湯が真っ赤でしばらく出しておいてから貯めたのだが、それでも浴槽の底に砂がたまる。

長時間のバス移動で腰に疲れが出ている。酷くならなければいいのだが、少し心配だ。

10時半就寝。


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