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  2006年9月:バンコク
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【9月23日】 ウィークエンド・マーケット

7時3半起床。

9時過ぎに Parkview Restaurant に下りて行く。やっぱりタイ麺が最初。公園側の席で食事をしている間に雲が切れて光が差し始める。朝食後部屋に戻って荷造り。

午後6時まで部屋を使えるのでそれまでの時間を利用してクイーン・シリキット公園内で開かれるウィークエンド・マーケット見学に出かけることにする。文字どおり週末の土日二日間だけ開催されているらしい。

11時過ぎ、乗り慣れてきた BTS で Phrom Phong 駅から終点の Mo Chit 駅に移動。

Mo Chit駅前の大きな駐車場。

Mo Chit 駅ホームは改札口に向かう人が川のように流れてゆく。この人達に付いてゆけば間違いなくウィークエンド・マーケットに連れていってくれると確信する。

ウィークエンド・マーケットが近い歩道に並ぶ公衆電話ボックス。

公衆電話ボックスが並ぶ先で屋台のジューススタンドが営業していた。

屋台のジューススタンド。

駅前に広がるウィークエンド・マーケットに入ってゆく。

ここから先がウィークエンド・マーケットだ。

ファッショングッズ、室内装飾用品、タオル、おもちゃ、アンティークなど何でもあり。日本の一坪ショップのお化けみたいな所で店舗数は1万軒を超えるという巨大マーケットだ。

マーケットの中は両側にびっしりと店が並ぶ。棟毎に扱っている商品が違うようだ。

すれ違った若者の団体は台湾から来た人達らしい。

店内は細い通路が縦横に走っていてボンヤリ歩いていると何処から入ったのかすら分からなくなる。もちろんエアコンはないので時間とともに暑くなって来る。

Mah Boonkrong Center (MBK)でも買おうと思ったが見合わせていたキーホルダーを見つけた。

タイの民族舞踊で使う面で豪華に彩色された金属(錫?)製で10個入で125バーツ(約375円)。MBKでは5個入りで100バーツだったのでここで購入する。

右手の店がキーホルダーを購入した店。

喉が渇いたのでペットボトルの水を買う。1本600ml入りが10バーツ(約30円)。
ホテル前にある7-Elevenでは2リッター入りが12バーツ(約36円)。エビアンは2リッター入りで78バーツ(約234円)だった。

こんな棟が延々と続く。

ウィークエンド・マーケットの中央に唯一ランドマークになる時計塔があるが何処からでも見えるわけではない。

マーケット中央にある時計塔。

1時過ぎにウィークエンド・マーケットを後にしてPhrom Phong駅に戻る。

駅に直結しているショッピングセンター「Emporium エンポリアム」に入る。今まで何度もPhrom Phong駅を利用しているが今回始めてエンポリアムに入ってみた。

エンポリアム壁面を飾る「Emporium」のサイン。

改札口を出てエスカレーターを上って行くと目の前にタワーレコードのような大きなCDショップがあるではないか。

さっそくレジでPalmyのCDがあるか聞いてみた。店員が店の奥に声をかけら2枚持ってきたので最新版のBeautiful Rideを購入する。155バーツ(約465円)。

ここは現地の人たちのおしゃれショッピングモールという感じで輸入商品やブランド物がメインのようだ。スーパーマーケットもあったが東京で言えば紀伊国屋か明治屋のようで棚に並んでいる食品はほとんどが輸入食品だった。

2時を過ぎたのでエンポリアム内で昼食。タイ料理レストランかと思って入った店はカレーがメインだった。

ポークカレーとナン付きローストビーフカレー、鶏肉と野菜の煮込みとパイ、サラダ、シンハビール小瓶、アイスティー、10%のサービス料、7%の消費税すべてで546バーツ(約1,638円)。
美味しかったがバンコクに来てから一番豪華なランチになってしまった。

Singha Beer。

ローストビーフカレー。お米が長い。これが美味しかった。

ポークカレーとナン。ナンは揚げてあった。

ホテルには3時過ぎに戻りシャワーを浴びる。

少しくたびれたので5時30分まで昼寝。
荷造りの確認をしてチェックアウト。インターネット使用料金がなんと214バーツ(約642円)もついている。実際に接続していたのは30分くらいだったのに、ネットカフェなら30バーツ(約90円)だ。

ロビーで空港まで送ってくれる旅行代理店のガイドを待つ間、いつものネットカフェでメールアドレスをくれたKing Power(免税店)の店員に写真を送る。

今日はメールの本文を事前に書いておいたので接続してメールを確認、送信するだけだったので基本料金の20バーツ(約60円)だった。

三日間お世話になったネットカフェの人達も記念に写真を撮らせてもらった(写真は9月21日のページに掲載)。彼女もPCモニターに着けてあるカメラでこちらを撮影してくれた。

ホテルの正面玄関にはキリッとした身なりのベルボーイ氏がいつもにこやかに挨拶してくれる。

タイ風の衣装なのだろうか、ベルボーイ氏のいでたちはキリッとしている。

宿泊した23階46号室のドアにはチャイムのボタンの代わりにドアノッカーが付いていた。

ドアノッカー付きのドア。

部屋の広さは北京に出張に行った時に利用するホテルの部屋とほぼ同じ広さと雰囲気だ。異なるのは部屋にInternetに繋がるネットワークケーブルが引かれていないことだ。

宿泊した部屋は外国では平均的な広さか。

6時半から迎えが来る8時までホテルのロビーでお茶。

一度ツアーガイドが名前を尋ねてきたが聞いたことの無い名前だった。それから間もなく別のツアーガイド風の女性がやってきて1時間以上もロビーをウロウロしていた。

広々としたホテルのロビー。

ロビーの片隅でラナート(タイの木琴)の演奏が始まった。演奏している彼女は音楽大学の学生でここでアルバイトで演奏しているのだと演奏の合間に恥ずかしそうに教えてくれた。

民族衣装でラナートを演奏する音楽大学生。

8時間際にになって先ほどからロビーをウロウロしていた女性が近づいてきて、リスト様の束を見ながら名前を聞いてきた。今度はピンポ~ンだった。

最初のガイド氏が間違えた名前を聞いたのがいけなかったようで、実はその彼もこちらを探していたそうだ。

旅行代理店の送迎バスは定刻通り空港に向けて出発。

バスの中でガイド嬢がいうには、街中に駐屯している兵士が市民や観光客がカメラを向けると撮影に応じるようになっているという。

市民が朝の修行僧の托鉢に応じるときに一緒に兵士に食事を差し入れすることも、兵士の緊張を和らげたのだろうとガイド嬢がいっていた。

ドン・ムアン空港はまだ使用料を別に徴収している。500バーツ(約1,500円)/1人。

23時10分発 TG642便は満席に近い。


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