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  2019年8月:シェムリアップ
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【8月12日(月)晴】アンコール国立博物館

昨日(11日)はシェムリアップ観光の中休みにしたはずなのに、8、9、10の三日間のアンコール遺跡群ツアーがハードだったのか、昨日からの気抜け状態が未だ続いている。

今朝も7時半過ぎに食堂 "J All Day Dining" へ。

これもクイティウと言うのか太い麺にしてみた。

今朝の朝食。

スイカ、パイナップル、ドラゴンフルーツ、パパイヤ。

朝食後、部屋でノンビリしてから10時過ぎにホテルを出る。

ホテルから国道6号線を東にシェムリアップ川に向かうと直ぐにシアヌーク・ヴィラ(王の別荘)前のロータリー、その中央にある小さな祠に祀られているのがミス・ジェイ・エディット像で、参拝する人が絶えないようだ。

ミス・ジェイ・エディットは十六世紀頃のシェムリアップに実在した女性で、生前から人の願いを叶える不思議な力を持っていたと言われている。カンボジアでは知らない人がいないという「超」がつくほどの有名な人らしいが、カンボジアで彼女の像があるのここだけだそうだ。

シアヌーク・ヴィラ前のロータリーにある祠。

ミス・ジェイ・エディットの像。

ミス・ジェイ・エディット像のあるロータリーの一角に見える白い壁と赤い屋根の建物が人の出入りが殆ど無いカンボジア国王の別荘シハヌーク・ヴィラ。
シハヌーク・ビラは宿泊している J セブン・ホテルとは隣同士になる。

王の別荘シハヌーク・ヴィラ。

シハヌーク・ビラの正面。

シハヌーク・ヴィラの先にあるロータリーが "Apsara Statue Circle" で、中央に水の女神アプサラ像が建っている。
手元のガイドブックでは、この像を「ニアッキー像」と紹介している。

Apsara Statue Circle とニアッキー像


ニアッキー像。

ニアッキー像の向かい、チャールズ・デ・ゴール通りの入り口に赤煉瓦を背景に大砲を抱えた仏像のレリーフがあるが、これはナーガ(蛇)を引く阿修羅像。

ナーガと阿修羅のレリーフ。

ニアッキー像のところで左折するとチャールズ・デ・ゴール通りで、西側はロイヤル・インディペンデンス・パーク。

チャールズ・デ・ゴール通り。

ロイヤル・インディペンデンス・パーク。

何だ、この車? チャールズ・デ・ゴール通りで出会った機関車。

チャールズ・デ・ゴール通り真っ直ぐを北へ。ホテルから徒歩七、八分でアンコール国立博物館の前に出る。

◆ アンコール国立博物館(Angkor National Museum)

アンコール遺跡から出土した石造、レリーフ、碑文石などを収蔵・展示している。
入館料はUS$12(¥1,320)。

アンコール国立博物館。

展示室内は撮影禁止。

入り口のロビー。

ロビー奥のホール。奥が展示室への入口。

ホールのパネルとレプリカのシンハ。

説明の無いホールの座像。

ホールに展示されているジャヤーヴァルマン七世像(だったと思う)。

神像頭部(十二世紀晩期 - 十三世紀初期)。

二階展示室廊下と入り口。

回廊型に配置した展示室と中庭(池)。

アンコール国立博物館の隣は T Galleria(免税店)。
博物館に来るときにチャールズ・デ・ゴール通りで出会った機関車は T Galleria のシャトルだった。

免税店 T Galleria とシャトル。

T Galleria 前の芝庭にピンク色の巨大なチンパンジーが置かれていたが、口紅の広告塔だった。チンパンジーの足元に置かれた軽自動車の三輪車は実物。

ピンク色のチンパンジー。

ピンクのチンパンジーの前で間もなく3時。博物館の近くで見つけたフォー・ヨン(Pho Yong)でランチにする。

フォー・ヨン。

明るい店内に壁はない。

テーブルの上の調味料達。

注文したのは "Khmer Speial Vegetable Blended Soup with Fish"(クメール野菜と魚のスープ)US$5.25(¥578)、米飯 US$0.5(¥55)。

かすかにカレーとコリアンダーの香りがする。
味は好いのにサヤインゲンのスジがとってなくて、おまけに小ナスの皮がゴワゴワ。
米飯は二人前くらい盛ってあったので半分削ってもらった。

小さなスイカが入っていたクメール野菜と魚のスープ。

食べ終わる頃になってシェムリアップ六日目にして初のスコール。

シェムリアップ初スコール。

コーヒーを頼んだらホーチミンで買ってきたステンレス・フィルターと同じようなフィルターで出てきた。濃いコーヒーだったが美味かった。コーヒーUS$1(¥110)。

店の名前の "Pho" といい、このコーヒー・フィルターといいヒョットしたらこの店は、ベトナム料理の店なのかも知れない。

コーヒーを飲んでいる間にスコールも上がり、ロイヤル・インデペンデンス・ガーデンを抜けてホテルに戻る。

ロイヤル・インデペンデンス・ガーデン。

ロイヤル・インデペンデンス・ガーデン内にある寺院「プレ・アンチェー、プレ・アンチョム」 の裏にある花屋の店先、蓮花の蕾が見事。

見事な蓮花の蕾。

午後7時前にホテルを出て1キロメートル足らず、徒歩でも10分ほどのパブ・ストリートやオールド・マーケットのある辺りをブラブラ。

パブ・ストリートと観光客。しつこい客引きはいない。

パブ・ストリートがあるシヴォタ通り東側を避けてカンボジアのローカルな味を捜しながら西側の路地を覗いて行く。

ソクサン通りで見つけたのが「クメール・テイスト」、店の名前が好い。

クメール・テイスト。

間口よりも奥行きが深い店内はそこそこの混みよう。

クメール・テイストの店内。

メニューから選んだのは「キャベツ炒め・米飯付き」。
たっぷり盛られた米飯にペットボトルと炒めたピーナッツが付いてきた。US$2(¥220)に少し心配になる、安すぎないか?

キャベツ炒めはキャベツだけ、アクセントにタカノツメが五六本。
シンプルだがこれが美味かった。単純な材料でこの味なら他の料理も期待して好さそうだ。
店のスタッフは親しみを込めた丁寧な対応で、繁盛店に見られるような高飛車な様子が全く無い。是非、再訪しよう。

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