【4月29日(土)晴】兵馬俑 三・二号坑/文物陳列庁
一号坑裏から三号坑に回る。
三号坑は東西18メートル、南北22メートルの中に掘られた深さ5.2~5.5メートルの坑道で、64体の兵士俑と四頭立ての指揮車一両、作戦本部と思われる部屋などが残されいる。
総面積は520平方メートルで一番規模が小さな坑だが、ここが兵馬俑の最高指揮部隊に当たると考えられている。
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三号坑。 |
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三号坑は頭部のない兵俑が多い。 |
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掘り返したばかりの様子が保存されていた。 |
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右奥に馬俑が見える。 |
四頭並んでいる馬は「四頭立ての指揮車」を引く馬なのか、指揮車は影もない。
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四頭立て指揮車の馬なのか、レプリカに見えた。 |
三号坑から二号坑へ。
三号坑は東西96メートル、南北84メートル、総面積は6200平方メートルになる。
ここには弓を持った歩兵隊、戦車隊、歩兵・戦車の混合隊、騎馬隊の四部隊、その総数は歩兵562体、騎兵と騎馬116組み、戦車89両と馬336体があり、一号坑、三号坑と併せて秦軍の構成が忠実に再現されいるという。
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二号坑。 |
二号坑に入ってみると、理由は定かではないが坑道には歩兵隊、戦車隊、歩兵・戦車の混合隊、騎馬隊の姿を見ることはなかった。
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表面の波は板で覆われていた跡。 |
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調査半ばの坑道。 |
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二号坑はほぼこんな感じで兵士俑の並ぶ姿は見られない。 |
二号坑の一角にはここで発掘された兵士俑のレプリカがガラス・ケースに入れられて陳列されている。ガラスケースの周囲にできたカメラを構えた見学者の壁はいつまで経っても無くならない。
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跪射俑(跪く弓手)
弩(いしゆみ)を持って跪く弓手。二号坑東北角で発見された方陣を組む弩部隊160体の内、部隊の中央にあった一体。
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跪射俑。 |
◆ 中級軍吏俑(中級将校)
頭には二層になった平らな帽子を載せ、足元は先が四角い靴を履いている。身につけている鎧には胸だけのものと胸 + 背中のものがある。
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中級軍吏俑。 |
◆ 高級軍吏俑(高級将校)
長身のこの俑は身に着けた雉の尾の帽子、二重のコートが、明らかに高級将校であることを示している。発掘された七体の高級軍吏俑の内の一体。
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高級軍吏俑。 |
◆ 鞍馬騎兵俑(騎馬と騎兵)
馬は河曲馬(チベット馬)で鞍は着けているが鐙はない。騎兵の右手は手綱を、左手は弩を持っている。発掘された116組の内の一組み。
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鞍馬騎兵俑。 |
◆ 立射俑(弓手)
弩を構える軽装の歩兵。二号坑東北角で発見された方陣を組む弩部隊の外側から発掘された172体の内の一体。
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立射俑。 |
二号坑を出ると陽射しが眩しい。
二号坑の向かいにある文物陳列庁に向かう。
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文物陳列庁。 |
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文物陳列庁から(手前右は二号坑前の広場)。 |
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文物陳列庁から(右奥が一号坑)。 |
文物博物館に入るといきなり人の壁。
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人の壁の内側は……。 |
壁の中を覗くと大きなガラス・ケース内に陳列されていたのは四頭立ての馬車。
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四頭立ての馬車。
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この馬車とこのページ最後の写真の馬車は秦始皇帝陵墓の西側、わずか数十メートルしか離れていない場所で発見された馬車の二分の一のレプリカです。
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上の馬車を真横から(指揮車なのか?)。 |
四頭立て馬車の近くに掲示されていた図を見ると「一号銅車馬各部位名称 The units of bronze chariot and horses No.1」とあり、これがブロンズ製だと分かる。
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説明板の代わりに貼ってあった馬車の各部位名称。 |
こちらもガラス・ケースの中に展示されている四頭立ての馬車。上の四頭立て馬車とは馬車の形が違うが、こちらは戦車か?
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四頭立ての戦車? |
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