【5月5日(金)曇】西安 → 上海
7時半ホテルをチェックアウト。
鐘楼駅から地下鉄で北大街駅で乗り換え五路口駅へ。朝の地下鉄は思った通りの通勤ラッシュ。
それでも空港リムジンバスの始発8時に間に合う。西安咸陽国際空港まで25元(438円)。
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リムジンバスの乗車券。 |
空港まで1時間、西安咸陽国際空港に到着。
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出発ロビー。 |
中華国際空港のチェックイン・カウンターが初めてのスタイルで印象的。
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中国風高級感が残るチェックインカ・ウンター。 |
西安に来るときは成都経由だったが帰りは上海経由。
チェックインを済ませて直ぐに出国手続き、搭乗ゲート前のロビーへ。
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空いている搭乗ゲート前のロビー。 |
12時20分発 中国国際航空 CA1215便。
搭乗開始まで時間があるので精品紅焼牛肉拌麺53元(928円)、コーヒー45元(787円)早めのランチ。流石にいい値段、その割にお粗末な味。
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美味しくなかった精品紅焼牛肉拌麺。 |
食堂で時間を潰して搭乗ゲート前へ。
場内放送が聞き取りにくくて不確かだが、上海国際空港、北京国際空港が共にトラブルで、全てのフライトに大幅な遅れが出ている模様。
しばらくすると搭乗するCA1215便の出発が14時50分発になるとのアナウンス。
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出発が 12:20 から 14:50 に変更。 |
さらに搭乗ゲートの変更を伝える場内放送で9番ゲートから19番ゲートに移動。
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搭乗ゲートが19番に変更、こちらはブルーのベンチ。 |
やっと搭乗のアナウンスがあるも、今度は砂嵐でまたしても搭乗見合わせ。
確かに駐機している機体の後ろは黄色く霞んで見えない。
北京、上海もこの黄砂の影響を受けているのだろうか?
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砂嵐で視界がかすむ空港。 |
搭乗時刻が近づいてもアナウンスが無いのでおかしいと思いながら、搭乗案内を待っている内に、搭乗時刻は過ぎて行くばかり。
12:20のフライトなのに時刻は既に15:15、未だに出発時刻がアナウンスされない。予定通りなら14:35上海着だ。気づいたら出発時刻と搭乗ゲートを伝えるディスプレイから変更後の出発時刻が消えている。
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出発時刻表示が消えて「遅延」の標示のみのディスプレイ。 |
やっと放送された内容は出発が14:50に変更にになったと言うことのみ。
さらにこれがキャンセルになり、その間に搭乗ゲートの変更が二回。遅延の理由説明は一切無し。
最終的に案内された搭乗ゲートは19番。
航空会社のスタッフを捕まえて遅れの理由を尋ねるも要領を得ず。
上海で何か大きなイベントがあって上海浦東国際空港と北京首都国際空港の飛行が大混乱しているらしい。同じ便を待つ中国人の話では七割方の飛行がキャンセルになり、その影響で西安にも予定の便が飛ばず、西安からの機材が無く上海へも飛べないと言うことのようだ。
搭乗口の前に急に短い列ができたので、何かと思ったら……
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九にできた搭乗口前の短い列。 |
航空会社が搭乗便を待つ乗客にジュースとスナックを配りだしたので列に加わる。
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配られたジュースとスナック。 |
18:25出発のアナウンスがあり6時間の遅れ、搭乗口も18番に変更。
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出発時刻の表示がないが、ようやく搭乗開始。 |
搭乗口からバスで搭乗機へ移動。
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空港には未だ砂嵐の影響が残っている。 |
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搭乗機を前にホッとする乗客。 |
上海浦東国際空港着が21:00で乗り継ぎ便は無し。
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上海浦東国際空港着。 |
搭乗ゲートのスタッフの説明では、上海に着いたらグランド・スタッフを捕まえてトランジットに間に合わなかった処置を依頼して欲しいという。
上海についてそれらしい人を捕まえたが、トランジットが通じない。
ガラガラのチェックイン・カウンターで搭乗機の遅れと逃した乗り継ぎを説明すると、今日の東京行きのフライトは全て終了、明日の搭乗になるのでチケット・カウンターでチケットの変更をしてから、再度チェックインカウンターに来て欲しいという。
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午後9時過ぎのチェックイン・カウンター。 |
チェックイン・カウンターの外れにあるチケット・カウンターに行くと、明日は全てのフライトが満席で5月7日のフライトになるという説明。航空会社が用意するホテルに二泊することになるという。
搭乗便と日付のメモを寄こしてチェックイン・カウンターに行けという。振り回されるなぁ~!
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乗り継ぎ便に間に合わなかった乗客たち。 |
チェックイン・カウンター嬢はチケット・カウンターがよこしたメモを見ながら、この便だとチュエックインできない。明日の便のキャンセル待ちにすることもできるが明日のフライトは全て満席、席がとれるか確約できないという頼りない話し。
とりあえず遅延便の被害者8名はスタッフが案内したシャトル・バスで25分ほど走ってホテルへ。周囲は真っ暗でどの辺りにいるのかすらわからない。
ホテルのフロントの説明では部屋はツインで二人ずつの利用、朝食は付くという。
同室はシャトル・バスから荷物を降ろしてあげた張康さん、健康そうな70代か。
部屋に入り荷物を解くと、張さんが部屋を出て行った。
しばらくして戻ってくると、明朝の空港へは何時に行きたいのか聞かれた。
先ほどホテルにチェック・インするときに同じことを聞かれたらしいが、こちらがいい加減な返事をしたらしく、確認しに行ってくれたようだ。
キャンセル待ちにしろなんにしろ明日は搭乗したいので、片言の中国語と筆談で朝一番のバスに乗りたいと伝えると、それをフロントに電話で伝えてくれた。
朝一番のバスは6時10分にホテル前を出ると、これも張さんが確認してくれた。
パソコンを出して部屋のネットワーク・ケーブルに繋げ、二通ほどメールを出した。
文字を入力しているときにパソコンの反応が恐ろしく遅くなる。おかしいと思ったらGoogleアカウント・チームからの『貴方のパスワードを使ってアクセスしようとした者がある』という警告メッセージが出た。
ネットワークを切ったが、幸い実被害は無かったようだ。
明朝は早めのチェック・アウトになるので、張さんがシャワー使うというので待たずに先に横になる。
う~ん、それにしても長い一日にだった。
帰国してから今日の飛行機の遅延の原因を調べてみたら、上海浦東国際空港で中国初の国産旅客機C919型機の発試験飛行が行われたための遅延だった。
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