【4月28日(金)晴】鐘楼
鼓楼から鐘楼飯店の真ん前に建つ鐘楼までは鐘鼓楼広場を夾んでほんのワン・ブロック、カメラの予備電池も電池切れになり、歩き疲れたこともあるのでいったんホテルに戻る。
今日撮った写真をパソコンに移し、BlogとFace Bookへの書き込みを試みるも、両サイトとも接続できず。こちらではURLにgoogleと入っているサイトや、Facebookには全く繋がらない。
汗も流し電池もとりあえずのレベルまで充電できたので目の前の鐘楼へ。
鐘楼は東大街、西大街、南大街、北大街が交わる、文字通り西安のシンボルと言える史跡で、市の中心に建っている。
明の洪武17(1384)年に建てられたときは西大街と広済街が交差するあたりにあったという。その後、明の万歴10(1582)年に現在の場所に移されている。
楼閣は重櫓複屋といわれる造りで三層の屋根が付いているが、実際は二階建てで鐘楼の高さは36メートル。
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鐘鼓楼広場からの鐘楼。 |
地上からは鐘楼のあるロータリーに渡れない。
ホテル前の地下道入り口から、地下ロータリーを経由して鐘楼入り口に向かう。
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地下ロータリー入り口。 |
この地下ロータリーはほぼ地上のロータリーの真下にあるようで、東大街、西大街、南大街、北大街、地下鉄2号線・鐘楼駅そして鐘楼の入り口に繋がっている。
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地下鉄乗り場や鐘楼入り口に通じている地下ロータリー。 |
鼓楼で購入した共通入場券で入場、鐘楼の中を見るに前に一回り。
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東南角の開元商城(開元ショッピングモール)。 |
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南大街。右角は鐘楼飯店。 |
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東大街。 |
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北大街。 |
今の場所に移される前は唐代の景雲年間(710 - 712年)に鋳造された景雲鐘が使われていたが、移設の時に景雲鐘の響きが悪くなったために現在の鐘に換えられている。
西の角に設置されている現在の鐘は重量5トンだが、景雲鐘よりも小さい。
景雲鐘は碑林博物館に設置されている。
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北西角に設置されている鐘。 |
鐘楼に入る。
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鐘楼一階の見事な彩色の格子天井。 |
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二階の展示。 |
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二階から見える屋根の裏。 |
日が落ち始めて鐘楼向かいに見える鐘鼓楼広場と鼓楼を飾る明かりが灯る。
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ライトアップされた鐘鼓楼広場と鼓楼(左奥)。 |
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ライトアップされた鼓楼。 |
鐘楼を後に、地下ロータリーを経て鐘鼓楼広場へ。
夕食には包子を、と思いつき鐘鼓楼広場のショッピング・モールにある徳発長に行ってみた。席に着く前に店のスタッフに、包子はあるか尋ねると餃子はあるが包子は無いという返事で、行き先変更。
鼓楼を経て北院門街(回坊風情街)に入る。
ライトアップされた鐘楼と鼓楼、チョット見だと見分けがつけにくいが屋根の形が違う。
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鐘鼓楼広場からの鐘楼。 |
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鼓楼の下を北院門街に抜ける。 |
北院門街は観光客で想像以上にごった返しており、目的の店を探すのも一苦労。
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夜になっても北院門街はこの人出。
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お目当ては北院門街にある「賈三灌湯包子館」、大きな店構えだ。
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賈三清真灌湯包子館の入り口。 |
羊肉包子17元(298円)、黄豆青菜9元(158円)、酸辣湯6元(105円)、〆て32元(560円)。
蒸籠に載った羊肉包子の見た目は小籠包、厚めで黄味がかった皮の内側には羊肉の挽肉が熱々のスープと一緒に詰まっている。黄豆青菜は刻んだ青菜と大豆のサラダでピリ辛のソースを掛ける。ここも回族の店でビールは無し、頼んだ酸辣湯は甘すぎて食事には合わなかった。
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羊肉包子、黄豆青菜、酸辣湯で夕食。 |
食後は寄り道をせずにホテルに戻る。
接続しているホテルのWiFiにセキュリティが掛かっていないとMacが警告してきたがVPNも繋がらないし、トラフィックは遅いし、相変わらずGoogle、Facebookは繋がらない。
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