【4月26日(金)】太子賓館
1922年頃に建てられた太子賓館をパンフレットは『台湾に現存する屈指の日本式木造建築』と紹介している。
大正年間に当時の日本の皇太子(後の昭和天皇)が金瓜石鉱山を視察するというので、その頃の鉱山の所有者、田中鉱業株式会社が休憩所として建てたものだが皇太子の台湾訪問は実現しなかったようだ。
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太子賓館入口の門。 |
日本の書院造りと西洋建築様式を融合させた当時流行した和洋折衷の建物らしい。
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正面玄関。 |
建物の中には入れなかったが周囲をグルリと回る。
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太子主寝室。 |
主寝室の前は日本庭園になっている。手を入れているのは分かるのだが、どう見ても日本庭園には見えない。
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日本式庭園。 |
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貴賓室。 |
太子賓館の裏手の小高いところに登ってみる。
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太子賓館の勝手口かもしれないが説明は無し。 |
ついに閉館の時刻、バス停に戻る。
出発待ちのバスの運転手氏をつかまえて、台北駅行きのバスは何処から出るのか聞くとしばらく無いという返事。さてどうしたものか、ガイドブックを広げて思案しているところに、先ほどの運転手氏が『あのバスは台北駅に行くよ』と停車しているバスの陰になっていた一台を教えてくれた。こういう親切はホントにありがたい。丁寧にお礼を言って教えられたバスに乗り込む。
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金瓜石の街並み(走り出したバスの窓から)。 |
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バスは台北市内に戻って来た。 |
台北駅行きだと聞いて乗ったバスだが終点だといって下ろされたのは忠孝路と復興路の交差点近く。
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忠孝路と復興路の交差点。 |
少しもたついたが交差点の近くで忠孝復興駅を見つけMRTを乗り継いでホテルに戻る。
駅で改札口に入ろうとしたらアラート音がして通れない。改札口を替えても同じ。窓口でカードをチェックしてもらったらチャージがマイナス23NT$になっている。とりあえず窓口で100NT$チャージ。
板南線ホームに下りて行くと人が溢れている。文湖線と板南線の乗換駅になっている忠孝復興駅の午後6時半、ラッシュ・アワーにぶつかってしまった。
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ラッシュアワーのホーム。 |
ホテルに戻ってからTokuさんと連絡を取り明日の11:00amに東門で会うことになった。
ホテルの周辺にはこれといって食事をするところがない。ガイドブックを見ると松江路を挟んでホテルの反対側を少し入った所に一軒だけ「嘉義鶏肉飯」が載っている。
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混んでいた嘉義鶏肉飯店。 |
嘉義鶏肉飯店は店の前が道路まで明るいので直ぐに分かった。入口のテーブルに並ぶ料理のパットからアレコレ頼んでやっと腹も落ち着いた。締めて135NT$(446円)。
店名からするに台湾西南部の嘉義の家庭料理を出しているのだろう。鶏肉飯は白飯に刻んだ鶏肉をのせてタレをかけただけなのに美味。
空腹に任せてトレーに載せすぎたかと思ったが無事クリアー。
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右上の鶏肉飯はこの店の名物らしい。 |
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