2013年４月：台北
【４月25日（木）】台北へ
昨日までの吹き降りも朝までには収まり好い天気になった。
６年振りの台北行き、昼過ぎに自宅を出ればいいのはラク、北総線を利用できるようになったのもラク、自宅を出てから成田空港までおよそ１時間というのもラク、東松戸駅で乗り換えたアクセス特急も空いていてラク。
空港第二ビルの出発ロビーも閉まっているカウンターが多く閑散としている。
一時間ほど早い便でセブに行くという三浦さんに会えたので、チェックイン前に４階のショッピングモール外れのタコ焼き店でお互いの旅の無事を祈って乾杯。このたこ焼きとビールをランチ代わりにする。
搭乗時間が近づいた三浦さんに『いってらっしゃい』をして、午後２時頃チェックイン。
既に満席に近い状態で希望する席に座れなかった。次回はインターネットで座席を決めておいた方がよさそうだ。
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| キャセイパシフィック航空の搭乗機はAirbus A330。 |
搭乗機はキャセイパシフィック航空、15:50 発 CX 451便 台北行き。
混み合った機内で窓際を余儀なくされたがお隣はインテル・ジャパンのファイナンス部門で働く基隆出身の女性。少しだけだったが大手IT企業の中の話を聞かせてもらった。
定時到着の桃園国際空港はすっかりきれいになっている。
到着した第一ターミナルは2009年から2011年にかけて大規模なリニューアル工事が行われ、今はすっかりきれいになっている。そういえば2010年にホーチミンに行くときに乗り継ぎでここを利用したときはそこら中が工事中だったナ。
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| すっかりきれいになった第一ターミナル。 |
通関を出たところで両替、1NT$ = 3.3円。
空港から市内のホテルまでは旅行会社手配のピックアップ・バスで移動。事前に申し込んでおく必要はあるが100円というのが嬉しい。到着ロビー出口で旅行会社のロゴを大書したカードを掲げて待っていてくれたので、バスを捜す手間も無くここでもラク。
送迎のマイクロバスは宿泊ホテルの前で停まってくれた。
インターネットで探した富麗安飯店（FREE AN HOTEL／台北市中山區松江路95之1號5樓）はMRT松江南京駅より徒歩約で数分、インターネットの口コミでも『安くて清潔、移動に便利な立地』と評価が高い。
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| 東昌大楼はビルの名前、左の暗い入口がホテルへの入口だった（翌日撮影）。 |
ガタピシ言うエレベーターで５階へ。
フロント・カウンターの様子は見慣れないものだが新しい。カウンターの前に立つと中にいた若くない女性が一言『パスポート』。ホテル予約のバウチャーを見せるまでもなく部屋の鍵を渡してくれた。
鍵を手渡しながら『朝はフロント・カウンター前のテーブルに朝食を用意するから利用してくれ』みたいなことを言っている。ダイニング・ルームは何処なのか訊くと、自分の部屋で食べるということらしい。
このホテルを予約したときは朝食はつかない条件になっていたのだがこれは嬉しい誤算になった。
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| 誰も居ないことが多い富麗安飯店のフロント。 |
部屋はフロントの斜め前、ドアを開けるとインターネットの口コミにも『嘗てラブホテルだったのだろう』という書き込みがあったがなるほど。
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| ゆったりした部屋とベッドはきれいに整えられていた。 |
部屋もベッドもゆったりとしていて清潔。片側の壁を覆う大きな鏡も直に慣れるだろう。
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| 直ぐに気にならなくなった大鏡。風呂のバスタブも大きかった。 |
荷物を解いてTokuさんや新潟の美香を相手にLineの便利さを改めて実感しているうちに10時近くなってしまった。
夕食をと思いフロントの小母さん（とても小姐とは言えないので）に尋ねてみたが、中国語のみオッケー。
何処かに食堂はないかと尋ねたのだが、ホテルを出て直ぐの所に『麺包※▼☆＊★』があると教えてくれたので麺と餃子でもあるのだろうと思い、行って見ると麺包空間というお洒落な手作りパン屋だった。
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| 若い客が多い手作りパン工房、麺包空間。 |
店の奥にパン焼きの窯を据えてここで焼いていた。棚に並ぶパンはどれも大きな塊ばかり、それぞれのパンの前に置いてある小さくきったサンプルをツマミながら、その中から香りの好い麗呑伯爵というのを一つゲット、60NT$（198円）。そのままでは大きいなぁと思っていたら、切るかと聞いてくれた。もちろん『切ってください』。
この店の看板にも「天然酵母」と書かれているが、こ手のパン工房が以前よりも明らかに増えている。何処で見た店も若い客で溢れていた。
後で調べたら麺包（面包）はパンのことだと分かった。
パン屋の隣にあったセブンイレブンで台湾ビールを３缶買う。94NT$（310円）。一缶35NT$（116円）、３缶買ったら10% Offだった。
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| 水代わりになりそうなくらい軽い「台湾ビール」。 |