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2013年4月:台北 4月25日┃4月26日┃4月27日┃4月28日┃4月29日┃4月30日┃5月1日┃地図 基隆へ│基隆港・慶安宮│奠済宮・極楽寺│九份│黄金博物館│太子賓館 【4月26日(金)】九份 基隆駅前で九份行きのバスを待つのだが、このバスがなかなか来ない。
もちろんバス停に時刻表などはないので、ひたすら首を長くして待つだけ。
待つこと一時間、やって来たバスに乗り込み揺られることさらに小一時間。細くうねる山道を縫ってやっと九份に到着。
バスを降りて上り坂のカーブを進むとセブンイレブンの前で観光客が固まっている。何かありそうだ。
近づくとセブンイレブンの横が土産物屋や小吃屋が並ぶ基山街の入口になっており、記念撮影をする人達が塊になっていたのだ。
小吃屋が続く一角でがずいぶんと混んでいる店がある。
空いたテーブルについてさて何を頼もうか。
魚丸湯と乾冬粉のセットを頼む。セットになっても値段は変わらない、60NT$(198円)。
魚丸湯は想像通りの味でスープも魚のボールもあっさり味。乾冬粉は食べる前に芳ばしい餡と台湾春雨をよく混ぜる。この春雨、口の中でとろけるのにコシがあり、餡も体験したことのない味と香りでもう一度体験したい。これは想像以上だった。
左は上り、右は下りの急な階段があったのでとりあえず下りてみる。
階段の途中、踊り場のようになった場所に鉱夫の像があった。1890年代初期に九份で金鉱が見つかり徐々にこの地が栄えて、日本統治時代に街としての体裁が整ったというから、そんなことを記念した像かもしれない。
鉱夫像のある踊り場の直ぐそばに軒下にある「阿妹茶酒館」は、宮崎駿作「千と千尋の神隠し」の舞台のモデルになった赤い提灯が連なる九份の象徴的な店。
阿妹茶酒館の近くにあるのが台湾では有名な映画「恋情城市」のロケ地になった映画館「昇平戯院」が「昇平新楽園」の大きな垂れ幕を掛けて客寄せをしている。
未だ未だ下りの階段は続くがルートを逸れてしまうので基山街に戻ろう。
基山街を突っ切ってさらに階段を上って見たが目新しいものは無し。階段を上りきったところに「聖明宮」を見つけた。
周囲に観光客の姿が見えないが、ここまで見に来る人はいないようだ。 |