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2013年4月:台北 4月25日┃4月26日┃4月27日┃4月28日┃4月29日┃4月30日┃5月1日┃地図 基隆へ│基隆港・慶安宮│奠済宮・極楽寺│九份│黄金博物館│太子賓館 【4月26日(金)】黄金博物館 バス停に戻り金瓜石行きのバスに乗る。九份から金瓜石に向かうバスに乗ったのは自分一人、他に誰も居ない。乗り込んだバスには地元の人らしい親子連れが一組いるだけで何とも心許ない。
ここは入場無料、サービスセンターでもらったパンフレットを頼りに公園になっている館内を回る。
門から施設の職員が出てきたので玄関先を見ることができた。玄関の三和土、上がりがまち、奥の襖張り、どれも日本の家そのものだ。
中に入ることはできなかったが煉瓦塀の上から覗くと板壁と玄関の様子がよく分かる。四軒長屋のようだが、なるほど四連棟はそういうことか。
起伏に富んだ館内の所々に設けられた階段を上って行くとウッドデッキに敷かれたレールに出くわした。レールに沿って歩いて行くとトロッコも停まっている。掘り出された鉱石を運んだかつてのトロッコとレールだろう、今は動かないようだ。
トロッコのレールに沿って奧に進んで行くと黄金館の前に出た。館内には金瓜石鉱山の歴史、坑道の模型、創業時の工具などが展示されている。
二階展示室の白眉は220.3kgの金塊。展示ケースに空けられた穴から手を入れて直接触れることができる。
博物館の一番奥まったところに黒く塗られた大きな機械が二基設置してある。説明板によれば6つの坑道に新鮮な空気を送った一基400馬力のエアコンプレッサーで日本統治時代のものだとある。
本山第五坑道も覗いて見たかったが閉館時間が迫ってきたので先を急ごう。 |