【5月3日(水)雨】西安博物院
通用門をくぐると西安博物院の真ん前に出た。
ここ
には西安周辺から出土した青銅器や陶器、仏像、書画、印章などが展示されている。
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円錐形の屋根が印象的な西安博物院。 |
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西安博物院入り口から。左端に小雁塔が見える。 |
いくつかの展示室は閉まっていて見学できるのは二階と地下一階の一部のみ。
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一階中央コンコース。 |
一階展示室に入る。大きな模型が二点並んでいる。
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一階展示室。 |
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唐・長安城模型。 |
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唐・大明宮麟徳殿復原模型。 |
地下一階に降りる。
最初の部屋は「周秦文明」。
入り口に掲げられた展示のタイトルに『贅沢で豊かな生活』とある。
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什器の展示が多い周秦文明展示室。 |
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周秦文明展示室。 |
展示室2は「漢・唐文化展示室」 。
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漢・唐文化展示室。 |
◆ 三彩武官俑と三彩文官俑。唐代。西安市長安区郭社鎮出土。
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三彩武官俑(左)と三彩文官俑(右)。 |
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武官俑の頭部。 |
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文官俑の頭部。 |
◆ 彩絵氈帽俑。明代。西安市雁塔区曲江郷金滹沱村出土。
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氈帽とはフェルト帽のことらしい。 |
◆ 三彩騰空馬。唐代。西安市製薬厰出土。
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騰空馬は空を駆ける馬の意。 |
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三彩騰空馬の騎手頭部。 |
◆ 仕女俑(1)。唐代。西安市新城区韓森寨紅旗電機厰唐墓出土
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仕女俑(1)。 |
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仕女俑(1)の頭部。 |
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仕女俑(2)。 |
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仕女俑(2)の頭部。 |
◆ 史君墓石椁。北周代。西安市未央区井上村東出土。
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棺を納める石の椁。 |
地下一階から二階へ移動。
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一階コンコースの中央に西安周辺地図が描かれている。 |
二階の展示室では「天地の靈」と題して西安博物院が収蔵している玉器の銘品展が開かれていた。
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天地の靈展入り口。 |
◆ 玉杯。西漢代(紀元前206 - 紀元8)。西安市長安区杜陵遺址出土。
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玉杯。 |
◆ 玉鴻雁。元代(1271 - 1368)。西安市雁塔区何家村出土。
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玉鴻雁。 |
◆ 谷紋剣鐔。漢代(紀元前206 - 紀元220)。西安市雁塔区魚化寨漢墓出土。
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谷紋剣鐔。 |
◆ 鏤雕人物炉頂。明代(1368 - 1644)。西安市内で出土。
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鏤雕人物炉頂。 |
◆ 玉童子。清代(1644 - 1911)。西安市内で出土。
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玉童子。 |
2010年に見学した上海古代玉器館の展示の規模の大きさとモチーフの豊富だったことを思い出しながら玉器展会場を出た。
西安博物を後にして、先ほど通ってきた通用門をくぐって薦福寺境内を抜けて入り口の門に向かう。
薦福寺の門を出ると左手に赤い提灯を連ねた小さな門があるのに気づいた。
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門内の照壁に「薦福」とある。 |
門札には「伝統文化交流中心」とあり、門内の照壁にタイルのモザイクで「薦福」とあるから薦福寺と係わりがあるのだろう。
門を入ると寺とは別の施設のようだ。
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門の内側は庭になっている。 |
中はレンガ造りの廻廊式の古い集合住宅を再生して利用しているようだ。
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レンガ造りが上海の石庫門を思わせる。 |
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内供は土産物売り場だった。 |
ぐるりと回るとカフェが並んでいる。
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こちらの棟はカフェが並んでいる。 |
伝統文化交流中心を一回りして友誼西路を地下鉄南稠門駅へ向かう。
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