【5月2日(日)】武進路・乍浦路・海正電子広場・新廣路
乍浦路の「新疆穆斯林快餐庁」で休憩を兼ねた昼食の後、乍浦路を戻り塘沽路を通って四川北路に出る。ここまで歩き回って結局は旧日本人街の跡地を見つけることができなかった。
四川北路を北上する。武進路との交差点の一角は地下鉄の工事中だがずいぶん広い範囲の建物が取り壊されている。再開発を兼ねた工事なのかも知れない。
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地鉄工事現場の前ですれ違う三輪車。 |
四川北路から武進路を左折すると赤煉瓦の古い住宅区の前に出た。
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古い住宅区の背後に建つ高層ビル。 |
塀に沿ってゆくと「武海小区」と書かれた入り口が見つかったので中に入る。
門柱の陰に折りたたみ椅子に座ったここの住人らしい初老の男性が二人、こちらに不審な視線を向けてきた。ここは躊躇せず『你好!』と挨拶をすると咎め立てることもなく『你好』と挨拶を返してくれた。
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武海小区の入り口。 |
彼らにとって、こちらが珍しいようで早口で問いかけてくるのだが力不足で対応できない。かろうじて『古い建物を探して写真を撮っている』と説明したら、門の奥を指しながら石庫門住宅が並んでいることを教えてくれた。
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武海小区の石庫門住宅。 |
武海小区の人達にお礼を言って武進路から中州路に入いる。
ズンズン進んで行くと高架の下に出た。地鉄3・4号線だ。ぶつかった道路は虬江路で高架の下には屋台が並び人でごった返している。
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虬江路の人出。 |
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高架の下には屋台が並ぶ。 |
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キャラクター・フィギュアを売る屋台。 |
屋台が並ぶ高架の向かい側は海正電子広場。電気街ビルだ。
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電気街ビルの海正電子広場。 |
海正電子広場に入ってみる。外の賑わいとは裏腹にどの階も客が少ない。売り場はフロアー毎にパソコン、携帯電話、家電などと分かれているがパソコンのソフト・ウエアを売る店が無かった(あるいは見つけられなかったのか)。
写真を撮りながら店内を回っていると警備員がすっとんできて『撮影禁止!』。撮ってしまったものまで消せとは言わなかった。
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ウォーキートーキー売り場。 |
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ノートパソコン売り場。 |
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タワー型パソコン、コピー機・プリンター売り場。 |
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海正電子広場全景。 |
面白いものが何もなかった「海正電子広場」。新廣路を挟んで向かい側に建つアパートの窓が洗濯物で賑やかだ。洗濯物を窓から突き出した竿で干すという光景、北京や大連では見なかったような気がする。
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海正電子広場前のアパート。 |
その新廣路を更に北に向かう。
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新廣路。 |
宝源路を地鉄3号線に沿って歩いて行くと東宝興路駅前に出る。ここからホテルまでは歩き慣れた道、朝から良く歩いた。
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地鉄3号線の高架と東宝興路駅。 |
ホテルに戻り熱めのシャワーでリフレッシュしたあと、撮影してきた写真を整理する。
夕食には「百年老楊生煎王」の二三軒手前にある、これも楊海鯉さんの粉絲湯の店「蔡記」に行く。
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老鴨粉絲湯がウリの「蔡記」。
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「原味老鴨粉絲湯」10元(約140円)と「春巻き」2本3元(約42円)を注文。百年老楊生煎王もそうだがこの蔡記も客席と厨房が一緒になっている。
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蔡記の店内(店の奥から撮影)。 |
「原味老鴨粉絲湯」のアヒルで出汁をとった湯(スープ)は塩味ベースでコクがあり、さっぱりした味に仕上がっている。
湯には鴨血と薄くスライスした砂肝、香草(パクチー)、揚げ豆腐がタップリ。砂肝が食感のアクセントになっている。胃に優しい一杯だ。
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原味老鴨粉絲湯。
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太さが不揃いの熱々揚げたての春巻。
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店内に掛けてあったメニュー。
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