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  2009年4月:バンコク
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【4月22日(水)】チャオ・プラヤ川

6時起床。
窓の外は強い陽射しだ。
写真の左から中央にかけて大きな陰を作っているビルがこの界隈で一番大きな建物「フォーチューン・タウン(Fortune Town)」らしい。

ホテルの周囲は古い建物ばかり。左がFortune Townか。

シャワーの後、荷物を解いて持参したNote PCをネットワークに繋げようとしたがイーサネットの口が見あたらない。ワイヤレスみたいだ。フロントに確認したらやはりワイヤレス、何処かに電話して申し込むらしい。面倒なので接続するのをやめた。

朝食は一階ロビー横のダイニング・コーナー。ビュッフェ形式で並んでいる料理はタイ風というわけではなく、どちらかと言えば中華風とごく普通のウエスターン。特に書くほどのことは無し。

ホテルのロビーとフロント。左手がダイニング・コーナー。

ダイニング・コーナーのテレビは中国語放送を流していた。

いつも朝食はこんな感じだった。決してオイシイとは言えなかった。

朝食後、ホテルのフロントで最寄り駅を教えてもらい9時半にホテルを出る。MRT(Mass Rapid Transit/地下鉄)のプララム9(Phra Ram 9)駅に向かって歩来始める。

気温35度を超す今日の天気予報だが朝のうちは風がきもちいい。
昨夜チェックインしたときはホテルがどんな立地にあるのか全く分からなかったが、外に出てみると古い家並みの真ん中建っているのが分かった。

セントリック・ラチャダー・ホテルの周囲は古い家並みだ。

ホテル前のソイ・ユ・チャロエン(Soi Yu Charoen)からラマ 9(Rama 9)通りに出る右角の食堂は、滞在中に一度利用したが店の名前を読むことができない。

ソイ・ユ・チャロエン角の食堂。

ホテルのフロント嬢の言うとおりに歩いたはずだがどうも様子がおかしい。
MRTのプラ・ラム 9駅に向かっているはずなのにだんだん人通りが少なくなってきた。暇そうにしているガソリンスタンドがあったので道を訊いたら曲がるべき交差点を通り過ぎていた。

ラマ 9通りまで戻りフォーチューン・タウンの前に出る。MRTの駅は目の前にあった。

MRT 「プラ・ラム 9」駅入り口。


MRTコンコースへのエスカレーター。

出札所と自動券売機があるコーナーの手前に手荷物の検査ゲートが設置されていた。MRTに乗るには警察官が立っているこのゲートをくぐらなければならない。身体検査はなかったがザックを開けさせられた。

コンコースの一角に設けられた手荷物検査ゲート。

MRTでプラ・ラム 9駅からシローム(Si Lom)駅まで六駅、16バーツ(約45円)。乗車切符はオセロゲームの駒のような形をしたトークン。

MRTのトークン。

トークンはスリットに投入するのではなく、をSuicaカードのようにセンサー部に触れさせて自動改札口を通る。
下の写真を撮った直後に駅の職員からMRT構内は撮影禁止になっていると強く注意されたが、差し障りのない程度(?)に撮影は続けた。

自動改札口とプラ・ラム 9駅構内。

エスカレーターで下りたホームにはホーム・ドアが設置されている。

人影のないプラ・ラム 9駅ホーム。


ホームに入ってきた電車。

MRT車輌内部は中吊り広告がない。

シローム駅でMRTを下りてBTS(Bangkok Mass Transit System/スカイトレイン)に乗り換える。
エスカレーターで外に出て連絡通路でBTSのサラ・ディーン(Sala Deang)駅に向かう。バンコクでは乗換駅なのに路線が違うと駅の名前が違うのだ。
サラ・ディーン駅には手荷物検査が無かったが、BTSでは検査を実施していないということなのだろう。

今回利用した旅行会社から昨夜ホテルにチェックインするときに、BTS一日乗り放題のワンデイ・パスが支給されたので早速これを利用する。BTSに乗る前にこのカードを出札窓口で利用できるようにしてもらう必要がある。カードに日付けでも書き込むのだろう、簡単に済んだ。

BTSのワンデイ・パス。

後日利用した時の一回券だが料金の表記がない。

BTSで向かう先は終点のサファン・タクシン(Saphan Taksin)駅。
ワンデイ・パスはタッチ式ではなく自動改札口のスリットに入れる。ホームに上がると電車は出たばかりだった。

BTSのサラ・ディーン駅ホーム。

反対側のホームに入ってきた車輌は広告で埋めら尽くされていた。

サファン・タクシン駅に向かう車輌内。

サファン・タクシン駅の真下は大きなコンベア様の機械が設置されている。河に浮いたゴミをかき集める設備のようだ。

Saphan Taksin駅の真下にあったゴミ収集機。

サファン・タクシン駅の真ん前はチャオ・プラヤ(Chao Praya)川でサトーン(Sathorn)船着き場(N1)になっている。ここでエクスプレス・ボートに乗り換える。

サトーン (N1) 船着き場。カッコ内の N1 は船着き場の固有番号。

手帳に書いた行き先「Tha Chang (N9)」を係員に示してどの船に乗ったらいいのか尋ねたら、ちょうど船着場に着いたばかりの船に乗れとうながされた。乗船券を買わずにいきなり乗り込む。

船着場を出て直ぐにTaksin橋の下をくぐる。

エクスプレス・ボート内。

船に乗り込んでしばらくするとバスの車掌よろしくユニホームを着た切符売りがやってきた。右手の赤い筒は横にパカリと割れる。中は細かく仕切られていてコインが並んでいた。

大きく揺れる船内で、筒を閉じながら器用に切符を切る。

乗船券は13THB。

今日の流れからは想像できないが、雨期に入っていた9月のChao Praya河は赤茶色に流れていた。

大きなエンジンと共に走り去る乗合船のルア・ハン・ヤーオ。

川岸を眺めていて堤防がないことに気づく。

赤い見事な屋根はワット・カラヤナミット(Wat Kalayanamitr)。

エクスプレス・ボートに乗船したサトーンからわずか30分足らずでタ・チャーン(Tha Chang)船着場に着いた。船を下りて小さな土産物店が並ぶ船着場を出ると屋台が並んでいる広場に出た。

昼には早い時間だが美味そうな匂いが流れてきた。

木陰では野菜売り。

屋台が並ぶ一角を抜けると目の前はナ・プラ・ラン(Na Phra Lan)通りで、ワット・プラケオ(Wat Phra Kaeo)の大きな白い塀が眩しい。

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