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  2009年4月:バンコク
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【4月21日(火)】成田→バンコク

19:05 JL707便、成田発バンコク行きの搭乗時刻が近づいたところで最終の搭乗案内が遅れるとアナウンス。以後、出発時刻が過ぎているのに同じアナウンスが続く。
エコノミークラスのエンターテインメントシステムのメンテナンスに時間がかかっているということだ。結局45分遅れの出発になった。機内は満席。

シートベルト着用のサインが点灯して乗務員も席に着き、搭乗機が離陸に向けてタキシングを始めると『ピー・ピー・ピー』とアラームが鳴り始めた。どうやら前方の座席の辺りか天井で鳴っているようだ。乗務員をを呼べばいいのに誰も対応しようとしない。その内にアラーム音は離陸に向けて出力を上げるエンジンの音に紛れていった。

エンジン音がいくらか低くなりシートベルト着用のサインが消えると、ズッと鳴り続けていた先ほどのアラームがまた耳障りになってきた。乗務員が通りかかり数列前の乗客の足元で鳴っているアラームをを突き止めた。乗務員にアラームを指摘された乗客、気にもかけない風でケロッとしている無神経な男だった。

バンコクまで6時間20分。「スラムドッグ VS ミリオネア」と「007癒しの報酬」を見終わっても未だ飛んでいる。出発時の遅れが響いて23時40分にバンコク着の予定が0時25分着、深夜の到着になった。

初めてバンコクを訪れたのは2006年9月19日。ドンムアン空港に着いたその日に軍事クーデターが起きたわけだが、今回初めて利用するスワンナブーム(Suvarnabhumi)空港はそのクーデターから9日後の9月28日に全面開港している。
全面開港から2年半ほど経っているが印象は未だ真新しい。開港直後はずいぶん不具合があったとWikipedia にあったが、現在はかなり改善されているらしい。

何処まで行けば入国審査カウンターなんだ。

ゆるいスロープを上ると直ぐに入国審査カウンターに出た。

入国審査カウンターはそれぞれが鋸の歯のような形に並んでいる。手続きは至ってノンビリ、北京の入国審査が見事に改善されテキパキしているのとは対照的だ。

凹凸状に並んだ入国審査カウンター。

入国審査を終えてカウンターを抜けると目の前に両替所があった。もう午前一時になろうかという遅い時間なのに開いていた(成田空港ではどうなんだろう?)。こういうのは嬉しい。とりあえず3万円両替して10,611THB(バーツ)、¥→THBの交換レートは0.3537(THB x 2.83 = JPY)。

入国審査カウンターを抜けると両替所が営業していた。

両替所の直ぐ右側に機内に預けた荷物を受け取るターンテーブルが並んでいる。入国審査カウンターと両替所とターンテーブルの距離がこんなに近いのは初めてだ。

これだけは何処の空港も変わらないターンテーブル。

やっと出てきた荷物をターンテーブルから引きずり下ろして到着ロビーを出る。天井の梁を照らす青い照明がアクセントになっている。北京首都国際空港第3ターミナルの天井は鴇色だったな。
ロビーの外に出ると直ぐに旅行会社の現地担当者が声をかけてきた。

到着ロビーを出るとアクセントの青い照明がきれいだ。

少し遅れてロビーを出てきた三組の若いカップルと一組の三人連れと一緒に、旅行会社のバスが待つ1階に下りる。

スロープのエスカレータで到着ロビーから1階へ。

空港からホテルまでバスで30分ほど、MRT(地下鉄)のプラ・ラム9(Phra Ram 9)駅に近いセントリック・ラチャダー・ホテル(Centric Ratchada Hotel)に着いたら午前2時を回っていた。

奥が出入り口のドア。右の引き戸はクローゼット・洗面所・トイレへ。

部屋は飾り気はないが清潔。


クローゼット・洗面・トイレ。トイレはマニュアル・ウォシュレット着きだった。

荷物を解かずシャワーだけ浴びて寝る。

今日の万歩計表示:3,626歩。


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