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2018年8月:台南 8月16日┃8月17日┃8月18日┃8月19日┃8月20日 8月21日┃8月22日┃8月23日┃8月24日┃8月25日┃地図 台南公会堂・柳家・呉園│北極殿│台湾府城隍廟・再発號 【8月19日(日)雨のち晴れ】台湾府城隍廟・再発號 民権路二段を東へ。
三川門には赤い扁額「臺湾府城隍廟」が掛かり、門の中には扁額「爾来了」も見える。「爾来了」の意味は「貴方は来た」。
三川門内に掛けられた「爾来了」の扁額は台湾首廟天壇の「一」や竹溪寺の「了年世界」と並んで台南三大名扁の一つといわれている。
拝殿には「首府城隍」の変額が掛かる。
正殿の右横にズラッと並ぶ像の中に手塚治虫のブラックジャックを思わせる像があった。説明板に「陰陽司」とある。顔の塗り分けは陰陽魚太極図に繋がるのだろう。
後殿に祀られているのは説明板を見落としたので不確かだが城隍夫人か?
後殿の左側奥に、他の寺廟では月老公と呼ばれている恋愛の神・月下老が祀られている。
他の寺廟の月老公は立ち姿だが、こちらは『ヨッコイショ!』とばかりに腰を下ろし、右手は杖ではなく金元宝(お金)を、左手は男女の縁組を記した帳簿を持たずに膝に置いている。
後殿の右側奥は地蔵菩薩像。
地蔵菩薩像は日本で見る地蔵さんとは随分趣が違うが説明板には「地蔵王菩薩」とある。
気がつけば6時を回っている。
テーブル備え付けの注文票に欲しいものを書き込んで、代金と一緒に店の人に渡すだけの簡単注文。
ここの粽もデカかったので肉燥飯は注文しなくても好かったが、これはこれで注文して正解。
壁に掛かった額に入っているのは政府が出した「優良百年商店」の証書のようだ。この店が「再發號百年肉粽」と謳っていることの証しなのだろう。創業は1872年だというが日本だと明治5年だ。
満足したお腹で降り出した小雨の中、公園路・成功路を辿ってホテルに戻る。
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