【8月18日(土)曇り】台南車站・朱玖瑩故居
朝食の当てもなくホテル前の成功路を西へ。
公園路にぶつかる角に紫色を基調にした看板の食堂があったのでここで朝食にする。台北の豆乳屋なのか台北永和豆漿という店の名だ。
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台北永和豆漿(信号を渡って撮影。手前が聖公路、右が公園路)。 |
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台北永和豆漿の店内。 |
豆乳と肉マンとキャベツ巻きで72元(259円)。
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豆乳と肉マンとキャベツ巻き。 |
キャベツ巻きだと思ったら緑色の粉ものだった。どれも食べられないことは無いがここに来るのは今回限りか。
一度ホテルに戻るつもりで出てきた朝食だったが、安平古堡への交通手段を確認するつもりで、そのまま台南駅前に行ってみる。
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未だ車も少ない朝の成功路。 |
台南車站前のロータリー、高玉商務飯店(鉄道大飯店)の前に気になる銅像が立っている。
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台南站前のロータリーと高玉商務飯店。 |
台南車站と香格里拉台南遠東大飯店(シャングリ・ラ・ファー・イースタン・プラザ・ホテル台南)を背に立っていたのは鄭成功の像だった。
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ロータリー中央に立つ銅像とシャングリラ・ホテル。 |
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鄭成功像。 |
台南駅舎は改修中で、工事の被いに隠されたその白い姿が見えなくて残念。
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本来の白い駅舎が見られず残念。 |
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台南車站本来の姿(Wikipediaより)。 |
台南車站の駅構内を一回り。
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表口(西口)改札。 |
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駅中央ホール。 |
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切符売り場。 |
台南站に着いたときに、泊まるホテルの場所を教えてもらった駅前の観光案内所で、安平往きのバス停と出発時刻を教えてもらう。
『ホテルの直ぐ脇にあるバス停から8時45分に出るバスがある、目的地までは18元(65円)』だと教えてくれた。
いいタイミングなので、このまま安平に行くことにする。
教えてもらったバス停を確かめ、電光掲示板に表示される発車時刻を見ると10時55分までバスは来ない。
再度、観光案内所に戻りバスの時刻を確認すると夏休み期間の土日ダイヤだから間違いなく来るから待っていろとのこと。
乗り場で99番のバスを待つも8時50分頃には来ると聞いたその時刻を25分も過ぎたのにバスは来ない。
もう一度観光案内所に行って、目的地までのタクシー料金を聞くと220元(792円)位だという。
『バスは9時15分には来るから私も一緒にバス停に行きましょう』と案内所のお姐さん。時計を見ると9時15分。急ぎ足でバス停に戻ると5分もしないうちに「99」のバスが来た。 どうなっているんだ?
バスは40分ほどで安平古堡バス停へ着いた。
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安平古堡バス停。 |
バスを降りるとバス停周辺の史跡案内があったのでしばし睨めっこ。
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バス停周辺の史跡案内。
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バス停から5分ほど歩くと朱玖瑩故居(因鹽玖定)の前に出た。
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朱玖瑩故居の入り口。 |
朱玖瑩故居は台南鹽業公司(台塩)の宿舎だった所で台南の書家、朱玖瑩(1898年-1996年)の旧居跡。
台南鹽業公司は日本統治時代の製塩工場などを国民党が接収して作った会社。
門の右手にあるチケット売り場で朱玖瑩故居・徳記洋行・安平樹屋の共通チケットを購入、50元(180円)。
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共通入園券は50元。 |
朱玖瑩は中国湖南省長沙の出身で省府委員を歴任した後、台南鹽業公司の塩務総局局長を務めた人。大の書道好きで1996年に他界するまでこつこつと練習に励んでいたという。
入り口の門を入ると正面に見えるのが「朱玖瑩故居」。
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朱玖瑩の旧居跡。 |
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書を展示しているのに横書きの碑。 |
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館内に展示されている般若心経。 |
朱玖瑩故居の裏手に回ると説明板付きの井戸があった。
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井戸と説明板。 |
説明板には日本統治時代、真珠湾攻撃後に米軍の空襲に備えて作った防空壕だという。
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説明板の防空洞と防空壕の文字。 |
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朱玖瑩故居裏手のガジュマルの木。 |
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