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【８月３日（月）】中山広場の建物
中山広場は直径213メートル、大連の中心的な広場でここから大小10本の道路（人民路、魯迅路、解放街、延安路、玉光街、中山路、民康街、上海路、民生街、七一街）が放射状に延びている。広場を囲むロータリーは交通の要でひっきりなしに車が通る。
広場を囲むようにして今も「大連中山広場近代建築群」と呼ばれる古い建物が残っている。これらの建物は日本人建築家などの設計によって1908年から1935年の間に建てられたルネッサンス様式やゴシック様式の建物だ。
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| 広場に据えられている「中山広場」の碑銘は繁体字で書かれていた。 |
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| 左の高いビルは中山広場界隈何処からでも見える世界貿易大廈。 |
中山広場から人民路を見通す。
左角：中信銀行中山支行（旧・清国大清銀行大連支店）、設計者不明、1910年竣工。
右角：中国交通銀行（旧・東洋拓殖大連支店）、宗像主一設計、1936年竣工。
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| 中山広場から人民路を見通す。 |
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| 中信銀行中山支行（旧・清国大清銀行大連支店）。 |
広場から延安路を見通す。
左角：大連賓館（旧・ヤマトホテル）、太田毅設計（推定）、1914年竣工。
右角：広東開発銀行大連分行。これは近年の建築で日本統治時代はここに英国領事館があった。
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| 中山広場から延安路を見通す。 |
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| 大連賓館（旧・ヤマトホテル）。 |
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| 大連賓館の正面。 |
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| 広東開発銀行大連分行。 |
広場から中山路を見通す。
左角：遼寧省対外貿易経済合作庁（旧・大連民政署／大連警察署）、前田松韻設計、1908年竣工。今は時計塔の下に"CITI BANK"の文字が見える。
右角：中国工商銀行（旧・朝鮮銀行大連支店）、中村與資平設計、1920年竣工。
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| 中山広場から中山路を見通す。 |
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| 遼寧省対外貿易経済合作庁（旧・大連民政署）。 |
魯迅路の右角は中国工商銀行（旧・大連市役所） 、松室重光設計、1917年竣工。
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| 魯迅路右角の中国工商銀行（旧・大連市役所）。 |
上海路と民生街の間にあるのが中国銀行大連支店（旧・横浜正金銀行）、妻木頼黄・太田毅設計、1909年竣工。背後の大きなガラス張りビルも同銀行ビル。
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| 中国銀行大連支店（横浜正金銀行）。 |
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ロータリーから見た中国銀行大連支店。
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中山広場とその周辺を世界貿易大廈展望台から撮影したと思われる写真をWikipediaで見つけた。その写真に道路名と建物の名前を入れてみた。
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中山広場とその周辺の建物。
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魯迅路と世紀街がぶつかる辺りにも古い建物が残っている。大連鉄道有限責任公司ビルの一部（旧・南満州鉄道株式会社（満鉄）本社社屋）がそれだ。
このビルは現在「大連満鉄旧跡陳列館」として一般公開されている（見学は事前申し込みが必要）。
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| 旧満鉄本社ビル（現大連満鉄旧跡陳列館）。 |
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2009年８月：大連