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  2009年8月:大連
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【8月6日(木)】大連→成田

雨。
5時半起床。

シャワー。荷造り確認。

多分モタモタするだろうと思って6時にフロントに降りてチェックアウト。
案の定、明細を見せずにカード決済しようとする。

決済する前に明細を見せてくれと強く要求してようやくプリントアウトをよこした。使っているのは電話だけ、56.28元(約844円)。

『チェックインするときにクレジットカードでデポジットを200元払っているだろう。どうしてこれを精算しないで新しくチャージするんだ。』

悲しいかなこんな言い回しができるほど普通話(北京語)を操れない。

フロントカウンターでウジャウジャやっているうちに劉丹さんが迎えに来てくれた。
側でフロントとのやりとりを聞いていた劉さんが見かねてこちらの言い分を通訳してくれた。
フロントの返事は『デポジットの200元はキャンセルしてあります。』だった。

こんなやり方に出会ったのは初めて、帰国してからクレジットカードの使用履歴をチェックしたらなるほど、電話代だけしかチャージされていなかった。

劉さんのお父さんが運転する車で飛行場まで車で送ってもらう。走り始めると直ぐに雨が降り出す。

6時40分頃に大連周水子国際空港に着く。見送りをする人はチェックインカウンター前まで入ることができない。かつての北京国際空港(第2ターミナル時代)と同じだ。

劉さんはこれから瀋陽に出張するために9時の列車に乗るという。出国ロビー入り口で劉さん父娘にお礼を言ってお別れする。

チェックイン後、搭乗を待つ間、免税店を冷やかしていたら干支の携帯電話ストラップを見せられる。
1個80元(約1,200円)だという。一見、貴石製に見えるがプラスチックか製かもしれない。それにしても1,200円は高すぎる。50元(約750円)にすると言う。40元(約600円)にすれば5個買うよ。

ふっかけてきた値段の半分に店員は渋い顔をして見せたが、結局その値段で折り合い5個買った。もっと安くなると言うことだ。

出国審査カウンター(搭乗待合室側から)。

搭乗待合室に並ぶ免税店(右)。左中央が出国審査カウンターの出口。

待合所のベンチでノートPCを開いていると少年が覗き込んできた。
話しかけてみると中国語、日本語、英語、韓国語を操るという利発な子だった。父親は日系企業で働いているらしく、これから日本に行くのだと嬉しそうだった。名前は劉泓麟くん、11歳。

人見知りしない劉劉泓麟くん。

搭乗便CA951は定刻08:50に出発。
搭乗率は早朝便のせいか40%位。成田空港到着12:20の定刻通り。

この時間の帰国は帰宅してからも体が楽だ。


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