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  2007年2月:ソウル
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韓日タイポグラフィーフォーラム慰労会懇親会

【2月22日】 韓日タイポグラフィーフォーラム

目が覚めると明らかに二日酔い。8時45分にロビー集合。
小宮山さん、鳥海さん、日下さん、長田くん、劉さんと二日酔いには効果があるというヘジャンククで朝食。7,000Won。

朝食のへジャンククが美味しい食堂。

10時30分、ホテル前にSandoll社のSeok社長、Son業務部長、Lee Hoさん、Kimさん、今日のフォーラムで通訳を担当する申さんが迎えに来る。それぞれ車に分乗して会場となる成均館大学(ソウルキャンパス)六百周年記念館・新千年ホールに向かう。

成均館大学 六百周年記念館。

会場には既にSandoll社の若い社員達がユニホームの黒いTシャツ姿で忙しそうに準備を進めていた。
ホールは750人収容の大きなホールだ。ホールロビーのクローク横にはタイプライターやMacitosh SE、鉛活字など古い資料が陳列されて文字の世界を演出している。

今日の講演者、小宮山さん、鳥海さん、劉さんがネットワークにそれぞれのPCを接続して早速リハーサル。メディアからの取材もありソウルでは注目されたイベントのようだ。
なんとここにもマーフィーくんが登場した。劉さんのマシンがクラッシュしてしまったのだ。幸い講演に使用するファイルはバックアップがあったようで劉さんは昼食も撮らずにPCの復旧作業に追われていた。

昼食は学生食堂でSeok社長、小宮山さん、鳥海さん、日下さん、長田さん、Lee Hoさんと一緒に今朝と同じヘジャンククの列に並んだ。
会場に戻ると昨夜の若い三人娘達も主催者の関係者がたむろしている会場の最前列に陣取っていた。

左からSeok社長、鳥海さん、劉さん、小宮山さんの講演者の皆さん。

『韓・日タイポグラフィ・フォーラム』は1時30分から途中20分の休憩を挟んで午後6時まで文字に関するテーマで熱い講演が続いた。

500人近い受講生で埋まった会場。

休憩時間にロビーに出てきた受講生達の大半が若い人達だった。今回のフォーラムは受講料が社会人50,000Won(約6,400円)、学生20,000Won(約2,500円)と有料にもかかわらず500人近い受講者があった。東京で似たようなフォーラムを有料で開いたら、一体何人集まるだろうと考えてしまった。ソウルには文字に関心を持つ若い人がこんなに沢山いるんだという実感を持った。

若い人の姿が目立った休憩時間のロビー。

休憩中の受講者はSandoll社によってロビー中央のテーブルに用意されたハングルキャラクターのスタンプとハガキで思い思いの小品を作っていた。

ハングルのスタンプは引っ張りだこだった。

ハングルのスタンプ。

『韓・日タイポグラフィ・フォーラム』のプログラム概要は以下の通り。

  1. 近代活字の開発とアジア地域への伝播/講師:小宮山 博史
  2. ハングルの新式鉛活字の歴史的な変遷/講師:劉 賢国
  3. 近代ハングル活字デザインの流れと企業用フォントの開発事例/講師:石 金浩
  4. 書体デザイナーから見る良いタイプフェイスの条件/講師:鳥海 修

フォーラムがが終了しても講演の熱気が残ったステージ周辺では関係者達が記念撮影。この日のフォーラム開催に携わったフォント関係者達のその場を離れ難い思いが現れていた。

フォーラム関係者の熱い思いが残ったステージ。

小宮山さんを囲んで嬉しそうな金宣我さん、朴宣映さん、下島京子さんは小宮山さんの教え子達。嬉しそうなのは小宮山さんの方か?

フォーラムの関係者とSandollのマネージャーで慰労会をかねて7時から会食。会場の韓定食レストラン(一見ちょっと大きめの普通の住宅だった)まで石社長の車で送ってもらう。

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