【10月22日(土)曇り】主計町茶屋街
香林坊から路線バスで浅野川にかかる浅野川大橋を目指す。バスを橋場町で下車、浅野川大橋を渡らずに川に沿って北上する。
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主計町茶屋街。浅野川大橋より。 |
川の左手は茶屋が並ぶ主計(かずえ)町茶屋街。この眺めも20年前と何も変わっていないようだ。
主計町は江戸時代に建てられた木造の町屋が軒を連ねる。川沿いには昔ながらの風情ある料理屋や茶屋が立ち並んでいる。家並みの佇まいも嘗て訪れた時のまま。
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川沿いに並ぶ茶屋。 |
この界隈は国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されているらしい。
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川から離れて小路に入る。 |
路地を入ってゆくと少し開けたところに赤いのぼりを掛けた小屋があった。のぼりに「南無観世音菩薩」とあるので観音堂なのだろう。右の向拝柱に掛かる札は「高野山 真言宗 臨川山 源法院」と読める。
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源法院。 |
「金沢三十三観音の寺巡り第二十六番札所」や「写経道場」の看板もかかっている。
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写経道場の看板も見える。 |
源法院の先にべんがら格子の家が並んでいる。微かに三味線の音がするのは気のせいか。
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ベンガラ格子の家。 |
ベンガラ格子の家の手前を左に曲がると石段がある。2008年に地元住民から依頼を受けた作家・五木寛之氏が「あかり坂」と命名した石段だ。
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あかり坂。 |
あかり坂から川沿いに戻り、浅野川に架かる「中の橋」の前へ。木製のこの橋、かつては渡橋料が必要だったという。
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中の橋。 |
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茶屋街からの浅野川大橋。 |
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