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  2022年10月:金沢
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四高記念文化交流館魚半・金沢駅

【10月23日(日)晴】四高記念文化交流館

金沢最終日はホテル前の百万石通りと仙石通りを渡って「いしかわ四高記念公園」へ。

公園の南端に建つ赤煉瓦の二階建ての建物は石川四高記念文化交流館。竣工は1891(明治24)年、翌1892(明治25)年の旧第四高等中学校開校から1950(昭和25)年の旧第四高等学校閉校まで旧制高等学校として使用されてきた。設計は山口半六と久留正道で、国指定の重要文化財。

石川四高記念文化交流館正面。

石川四高記念文化交流館の左半分が石川四高記念館、右半分が石川近代文学館になっている。石川県が2008(平成20)年にこの建物を旧第四高等学校に関する資料の展示と文化活動への利用を目的として開設したもの。

正面から入って左手に三人の学生像が立っている。像の台座に「四高記念碑」とある。作は吉田三郎、制作年は1958年。

四高記念碑。

建物の東端にまわると、子供の頃の遊び場だった東京大学本郷キャンパスの赤煉瓦を思い出させる佇まいだ。

建物の東端。

石川四高記念館内には嘗ての四高の様子を示す大きな写真や模型、当時使用されていた制服や応援旗など、貴重な資料が展示されている。

バンカラも写真で見ると素朴。

バンカラ写真に向き合った青壁の香林坊界隈の地図に嵌め込まれた写真に、21日に夕食をとった「魚半」の文字を見つけた。

青壁の地図と写真。

これがその写真。
中央白い建物の一階二箇所の入り口に「明治製菓」と読めるので魚半は二階にあったのか、あるいは二階と三階が魚半だったのか。昭和13年(1938)秋とある。

魚半のあったビル。

旧四高復元模型。

長い廊下と二階への階段。

二階の多目的利用室は当時の様子を復元した教室になっている。

復元教室。

四高記念文化交流館の北側の広い公園「いしかわ四高記念公園」にテントが並んでいる。

いしかわ四高記念公園。

家族連れの姿が多いテントで囲まれた広場は、甘い香りが漂う「金沢スイーツ・フェア 2022」だった。

金沢スイーツ・フェア 2022。

四高記念文化交流館魚半・金沢駅
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