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  2022年3月:佐渡島
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【3月4日(金)晴】七右ェ門・しまふうみ

県道 45 号線を小木港まで戻り「七右ェ門」の蕎麦でランチ。

一枚板の看板「七右ェ門 生そば」。

店内にメニューはない。
奥から出てきた女将さんが『何枚ですか?』とだけ聞いてきた。一品しかメニューがないことを知っている正浩くんから様子を聞いていたので二枚頼んだ。

出てきたのはいかにも手で打ちましたという不揃いな蕎麦に刻みネギがのった小丼が二つと蕎麦つゆの入った徳利。わんこ蕎麦の小丼バージョンよろしく、蕎麦に蕎麦つゆをかけていただく、ぶっかけ蕎麦というやつだ。

七右ェ門のぶっかけ蕎麦。

見た目と口に入れるのとは大違い、爽やかな風味の蕎麦とちょうどいい塩梅の蕎麦つゆで二枚は簡単に腹に収まってしまった。

器の内側に店の名前が入った小丼。

テーブル席の後ろが座敷席になっている。覗くとかなり古い造作のようだ。

座敷席。

テーブル席の横が座敷席と、さらに奥の厨房に通じている。

テーブル席と厨房に通じる戸口に下がる暖簾。

蕎麦を食べ終わって座敷席に回ってみた。
太い梁、八角形の柱時計、茶箪笥

太い梁、八角形の柱時計、茶箪笥……。

座敷席の上は吹き抜けになっているのが珍しい!

左上の障子の奥も小部屋になっている。

200 年上経つ建物だが、保健所から『保健衛生上、改修が必要だ』と言われて、特に厨房は泣く泣く今のような形したが嘗ての面影は無くなってしまったと嘆く女将さん。
女将さんは見た目と違い話好きで、厨房の中を示しながら如何に味気ない改修を迫られたかを熱弁してくれた。

ガラス障子の向こう側がテーブル席。

店の片隅に並べられてた使い込まれたオカモチから、嘗ての繁盛ぶりが窺える。

並べられたオカモチから、嘗ての繁盛振りが偲ばれる。

美味いぶっかけ蕎麦と女将さんの熱弁で膨れたお腹で、国道 350 号を真野湾に向かう。

いざ真野湾へ。

目指してきたのは海辺のベーカリーカフェ「しまふうみ」。

お目当てはパンでもコーヒーでもなく庭からのこの景色。

真野湾の向こうは大佐渡山脈。

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