【3月4日(金)晴】朝食・千石船・小木民族博物館
フロントのロビーから見えていた松林「越の松原」に出てみる。松林の先はすぐに海だ。
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松林奥の一階がメインダイニング「ラ・プラージュ」。 |
朝食は「ラ・プラージュ」の窓際の席で。
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どんな料理が入っているのか期待させる演出。 |
朝食の品書きはない。
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一の重。 |
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二の重。 |
テーブル席横の大きなガラス壁のすぐ向こうは先ほどの越の松原。
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「ラ・プラージュ」のテーブル席から。 |
食後は海岸線を縫っている県道 45 号線を南下、小木地区の千石船展示館へ。
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千石船の展示館兼保管庫。 |
千石船は大きな切妻屋根を載せた木造の展示館に収まっているが、正面扉の下から伸びているレールで屋外に展示されることもあるようだ。
毎年7月末の「白山丸まつり」では、千石船を展示館より曳き出して 155 畳あるという大きな帆も張られる。
展示館内に帆柱を収めた状態で展示されている千石船は、安政5(1858)年に、この展示館が建つ小木宿根木の地で建造された「幸栄丸」を、当時の板図(設計図)を元に忠実に原寸で復元したもの。地元の白山神社にちなんで「白山丸」と名付けられている。
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白山丸の舳(へさき)。 |
白山丸は全長:23.75メートル、最大幅:7.24メートル、艫(とも)高:6.61メートル、積石数:512石(約77トン)。
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白山丸の艫(とも)。 |
船縁中央に設けられた階段を上がって船の中に入ってみた。
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船腹中央。 |
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船尾。 |
さらに梯子段で船底に降りると米俵、一升枡、御影石が展示してあった。
千石船は積荷が軽いと、船と同じくらいの長さがある帆柱とそこに張られた 155 畳もある帆のために不安定になる。船を安定させるために船底に重いものを積んでいた。ここに展示されている御影石はその重石で瀬戸内海地方で産出されたもの。
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船底に展示されたこ米俵と御影石。 |
千石船展示館から廊下伝いに民族博物館に移動。
博物館の建物は大正9(1920)年に建てられた旧宿根木小学校で、南佐渡の漁具や民具など約 30,000 点余りを展示している。
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民族博物館の廊下。 |
廊下の窓から見えた新しい建物は民族博物館の新館。
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新館。 |
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新館内部。 |
民族博物館本館は旧宿根木小学校を利用したもの。
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小学校の佇まいそのものの民族博物館本館。 |
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民族博物館入館券。 |
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