ホーム2018年成都(4月)台南(8月)台北(9月)マカオ(10月)
 2018年8月:台南
8月16日8月17日8月18日8月19日8月20日
8月21日8月22日8月23日8月24日8月25日地図

公園南路・西門路三段赤嵌樓祀典武廟開基武廟大天后宮陳徳聚堂天壇度小月開隆宮祭

【8月17日(金)晴れ時々曇り】大天后宮(大媽祖廟)

開基武廟の先の細い露地、永福路二段227巷を右に曲がると正面に二層の赤い瓦屋根を載せた大天后宮が見える。

宮の前の空き地はここも駐車場のようになっており車とスクーターが並んでいる。

大天后宮前の駐車場。

永福路二段227巷の曲がり角に駐車した車の陰に未だ新しい亀に担がれた「大天后宮」の石碑が立っている。

亀の背に乗った大天后宮の石碑。

大天后宮の天后とは海路の安全を守る道教の女神・媽祖のこと。 大天后宮は媽祖廟としては安平にある安平天后宮に次いで古い媽祖廟とされている。

大媽祖廟とも呼ばれ、国家一級古跡の指定を受けている。

大天后宮の三川門(正門)。

中国・明王朝の末裔、寧靖王・朱術桂の府邸が前身で、鄭氏政権崩壊後の明代永暦18(清・康煕3/1664)年に創建され、1684年に媽祖廟として改築、同時に大天后宮と改称された。

1818年に火災で焼失。 現在の建物は1830年に再建されたもので、台南大媽祖廟とも呼ばれている。

三川門に施された見事な装飾。

前庭と正殿。

拝殿から正殿に祀られている媽祖像を拝す。

300年以上前に作られたという媽祖像。

正殿左に立つのは虎爺。

正殿の左右には四海龍王と水仙尊皇が祀られている。

四海龍王。

水仙尊皇。

後殿は聖父母廟で媽祖の両親が祀られている。

媽祖の両親が祀られている聖父母廟。

聖父母廟の祭壇。

聖父母廟の左側には月老公(月下老人)が祀られている。
祀典武廟の月老公は「片思い」が得意だったが、こちらの月老公は「思いを寄せ合う二人」の距離を更に近づけてくれる御利益があるという。

月老公祠。

なんとここの月老公はオリの中。多分祭壇前が願い事成就のための供物が山になるからなんだろうなぁ。

オリの奧に月老尊神と読める。

祠内の右側にはカップルの写真を挟む掲示板が用意されていた。
掲示板下には『月老公は年に六百元で未婚のカップルに光明をもたらす何か好いモノを見つけてくれる』みたいなことが書かれている。

年間六百元で「姻緑燈」とやらを灯してくれるらしい。

カップル達の写真の一部。

祠内の左側にはメッセージを書き込んだハート型カードが下がっている。

月老公の前に下がるハート型カード。

カードに月老公に対する願いやお礼が書き込まれている。

聖父母廟の右側は臨水夫人と註生娘娘を祀る祠がある。

臨水夫人と註生娘娘を祀る祠。

この祠の中でも臨水夫人と註生娘娘はオリの中。

オリの中の臨水夫人と註生娘娘。

聖父母廟の背後は順星元辰殿。
月老公祠の中にあったカップルの写真を挟む掲示板の下に書かれていた『年に六百元で灯し続ける姻縁燈』があるのはこの中。

順星元辰殿入り口はこの右。

順星元辰殿の中に入ると正面に斗姆元君が祀られ、周囲には小さな灯りがギッシリ並んでいる。

元辰殿の内部。

斗母元君。

壁を挟んで大天后宮の北(左)側には観音殿があり観音佛祖が祀られている。

観音佛祖。

観音殿の前に建つ門を出て振り返ると「大雄宝殿」の扁額が掛かっていた。

観音殿への門。右側は金炉。

公園南路・西門路三段赤嵌樓祀典武廟開基武廟大天后宮陳徳聚堂天壇度小月開隆宮祭
8月16日8月17日8月18日8月19日8月20日
8月21日8月22日8月23日8月24日8月25日地図

ホーム2018年成都(4月)台南(8月)台北(9月)マカオ(10月)