【5月4日(月)】 バーン・サーンハイ(Ban Xan Hai)
昨日受け付けてくれた旅行代理店のスタッフが、徒歩でパークウー洞窟ツアーのボート乗り場まで案内してくれた。
ツアーはラオス焼酎「ラオ・ラーオ」造りで有名な村バーン・サーンハイ(Ban Xan Hai)に寄ってからバークウー洞窟に向かうというコース。
ボート乗り場はメコン川に面したマンサートラト通りにあった。
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集合場所に集まって来たツアー参加者達。 |
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青いクロスを掛けたテーブルが参加メンバーのチェック・カウンター。 |
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ボート乗り場への石段横に掛けられた案内板。
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ボート乗り場への石段。 |
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メコン川に浮かぶボート乗り場とボート。 |
8時40分頃からチェック・カウンターで告げられたグループ番号毎に、それぞれ七、八人ずつで乗船開始。人数が揃った船から順に出発、メコン川を遡る。
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これも観光船? 屋形船のようなボート。 |
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大きなたも網でどんな魚が捕れるのか? |
船着場を離れて5分も経たないうちに右の土手に大きな石段が見えてきた。メコン川から直接ワット・シェントンの正門に続く石段だ。かつての王族達のために用意されたものらしい。
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石段の上にワット・シェントンの屋根が見える。 |
ワット・シェントンの石段を過ぎて30分もしないうちに船が川岸に近づき始めた。もうラオ・ラーオの村バーン・サーンハイに着いたのか?
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船はドンドン岸に近づいてゆく。 |
岸に近づいて停まったのは給油船の前だった。
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給油船を仕切っていたお母さん。 |
ボートと給油船の間で交わされていた大声の情報交換(単なるオシャベリかも知れないが)と給油が終わり出発。
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メコン川のガソリン・スタンド、給油船。 |
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水道の取水施設? |
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ボートの同乗者は七人。 |
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川砂を採る人達。 |
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給油してから45分ほどで山が見えてきた。 |
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船尾に住居を載せた運搬船、近づくとその大きさにビックリする。 |
船着場を出てから1時間50分、距離にして19キロメートルほど、ツアーのボートはバーン・サーンハイに到着。
焼酎造りを見学するためにボートを下りる。
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簡素な桟橋を渡って土手の上へ。 |
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バーン・サーンハイから見たメコン川の下流側。 |
船を下りて土手を上ると、そこがいきなり醸造所だった。醸造所といっても屋根にスレートを葺いただけの作業場のようだ。
中央のドラム缶が蒸留器らしい。
ドラム缶蒸留器の中に蒸かしたモチ米に酵母を加えて発酵させた材料を入れ、ドラム缶の口を水を張った円錐形の蓋で閉じる。
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ラオ・ラーオを造るドラム缶蒸留器。 |
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ドラム缶の口を塞ぐ蓋には水が張ってある。 |
ドラム缶の下で薪を燃してドラム缶の中の発酵した米からアルコール分を飛ばす。アルコールは水を張った蓋で冷やされてパイプを通ってカメに集められる。
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ドラム缶から突き出たパイプの先から透明なしずくが落ちていた。 |
ドラム缶蒸留器の後には蒸溜したラオ・ラーオが入っているカメが並べてあった。
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蒸溜したラオ・ラーオを熟成しているカメ。 |
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こちらのカメは蒸したモチ米に麹を加えたモロミ。 |
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土産用に小瓶のラオ・ラーオを3本購入、一本20,000Kip(約302円)。 |
20分間の上陸だが醸造所を見終わっても未だ大分時間が残っている。地図が無いので村の様子が分からないが、とりあえず醸造所の裏手に路地があるので抜けて見る。
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醸造所裏の路地。 |
◆ ワット・サンハーイ・ファタナーム (Wat Shanghai Phat Tanaram)
路地を抜けると右手の奥に寺院の屋根が見える。
この寺院の情報はガイド・ブックに掲載が無い。インターネットを調べて見たが何も出てこなかった。
赤煉瓦を敷いた境内は全体にこぢんまりしている。
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右の建物はその様式から見ても本堂だろう。 |
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本堂内の壁画と本尊。 |
仏塔の左側に建つ白壁の建物の屋根にもドクソーファーが見えるが、この建物は何だろう?
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ドクソーファーを頂いた白壁の建物と金色仏塔。 |
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境内のその他の施設。 |
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船着場からは一番遠い位置になる門。 |
門に刻まれたラオ語を宿に戻ってからフロント・スタッフに読んでもらったら、ワット・サンハーイ・ファタナーム(Wat Shanghai Phat Tanaram)となるらしい。
未だ境内に見てみたい施設が残っていたが残り時間は5分。急いで船着場に戻るとここまで乗ってきたボートとは違うボートが一艘だけ待っていた。時間に遅れたわけではないのに、数が増えている同行メンバー全員の視線の出迎えを受けてしまった。
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全員の視線の出迎えを受けてしまった。 |
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