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  2013年4月:台北
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鼎泰豊中正記念堂二二八和平公園国立台湾博物館台湾省城隍廟

【4月27日(土)】台湾省城隍廟

国立台湾博物館から重慶南路に出て武昌街を左に曲がるといやでも台湾省城郭廟の赤と黄色が目に飛び込んでくる。

城隍とは都市を守るために外周に作られる城郭と濠(隍)のことで、城隍廟は城隍神を祀る廟。
台湾府城隍廟は台湾府鎮護のために1882年に建てられたが、日本統治時代に壊され1947年に現在地に再建されている。

武昌街の台湾省城隍廟。

門を入ると日本では見ることのない長い線香を手に熱心に願い事を唱える参拝者が絶えない。参拝者達の年齢層も幅が広く、文字通りの老若男女がそれぞれの願い事を唱えている。中には祈る声がこちらにも聞こえてくる人の姿もあった。

参拝者が後を絶たない祭壇前。

何をお願いしているのか、祭壇前を動かないお二人。

ご本尊は水の神様らしいが色黒。

この界隈はカメラ店が集まってカメラ街になっている。

カメラメーカーの看板がズラリ。

台湾一級古蹟だという北門に期待してカメラ店街を抜けると、高架路の手前に赤煉瓦の可愛らしい門がポツリと建っている。清代光緒5(1879)年に完成した台北府城の北門で承恩門とも呼ばれている。

日清戦争の結果日本に割譲された台湾を統治するため、日本軍は1895年5月29日台湾北部に上陸、6月7日早朝、城内住民の手引きでこの北門から台北に無血入城した。
旧台北府を取り囲んでいた城郭は日本統治時代に取り壊されて残っていない。

台湾一級古蹟「北門」。

台北府を守護する門は東門(景福門)、西門(寶成門)、南門(麗正門)、小南門(重熙門)、北門(承恩門)とあるが、往時の姿のまま残されているのは北門のみ。残りの門はその後の台湾政府の手によって改造されてしまった。西門は破壊され残っていない。

門をくぐり抜けて北側に出ると表面が剥落して刻まれた文字が読みにくくなっている石碑が建っている。題字に「第一級古蹟 臺北府城北門」と刻まれているのを読むことができる。

「第一級古蹟 臺北府城北門」の石碑。

北門から髙架路をくぐって台湾鉄道台北車站(台北駅)の前に抜ける。駅の西側一帯は再開発中であちらといわずこちらといわずごった返していた。

台湾鉄道台北駅駅舎。

天井が高い台北駅構内。

台北駅からMRT阪南線、新廬線と乗り継いでホテルに帰投。

夕食に麺が食べたくてフロントのお姐さんが教えてくれた店に行ってみた。ホテルの裏手になる伊通公園の近く、看板に「伊通特製麺食韓国料理」とあった。

伊通特製麺食韓国料理。

頼んだのは「山東炒碼麺」は唐辛子で真っ赤だが、見た目ほど辛くなく見た目以上に美味だった。95NT$(314円)。

山東炒碼麺。

伊通特製麺食韓国料理店の真向かいのセブンイレブンで台湾ビール500mlを三本補充。130NT$(429円)。14NT$(46円)値引きしてあった。ホテルの並びにあるセブンイレブンでもビール三本買ったときに値引きしてくれたが、台北では台湾ビールの販売促進キャンペーン中らしい。

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