【4月27日(土)】国立台湾博物館
樓閣の横を抜け台湾博物館の裏手に出る。博物館はスッポリと工事用のシートの覆われ修復工事でも行われているようだ。残念に思いながら正面に回るとシートが掛かっていないばかりか開館している。
この博物館は日本統治時代、児玉源太郎第4代台湾総督と後藤新平民政長官を記念するために、台湾総督府技師の野村一郎の設計で1915年に現在の場所に建てられた。当初は「児玉総督後藤民政長官記念館」と命名されたが1949年に「台湾省立博物館」と改称、1999年に現在の名称に改められている。1998年、新古典主義建築として台湾の国定史跡に指定される。
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国立台湾博物館。 |
正面門の内側で寛ぐ銅製の牛。
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銅牛。 |
入館料は20NT$(66円)。
館内に入ると吹き抜けのホールで外から見たドームの部分にステンドグラスが嵌め込まれている。館内の何処かに児玉源太郎と後藤新平の銅像があると言うことだが見かけることはなかった。
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ステンドグラスが嵌め込まれたドーム。 |
館内の展示は台湾の自然、歴史と諸民族、地質史と鉱物、生物の多様性、先住民に分けられているが展示そのものは素朴。
2階の原住民文化展示品の中に綺麗な形をしたカヌーがあった。説明板には「雅美(達悟)族の十人乗り板張り漁船(模型)」とあった。
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模型だが綺麗な形をした漁船。 |
地下一階では琥珀展が開催されていた。
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琥珀展入口。 |
以下展示されていた琥珀を何店か紹介する。現物は設置してあった拡大鏡を通して撮影している。大きさや年代などのメモはとってこなかったので詳細は不明。
地下一階廊下の片側にブロンズ像のカップルが十組展示されていたがそれらの周囲に説明は一切無し。台湾原住民の十の部族のカップルなのだろう。
これも説明無しで写真だけの紹介。以下、廊下の西から東に向かって展示されていた順に番号だけ付けておく。
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台湾原住民カップル像 N0. 1。 |
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台湾原住民カップル像 N0. 2。 |
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台湾原住民カップル像 N0. 3。 |
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台湾原住民カップル像 N0. 4。 |
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台湾原住民カップル像 N0. 5。 |
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台湾原住民カップル像 N0. 6。 |
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台湾原住民カップル像 N0. 7。 |
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台湾原住民カップル像 N0. 8。 |
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台湾原住民カップル像 N0. 9。 |
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台湾原住民カップル像 N0. 10。 |
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