【9月15日(月)】 忠孝東路四段
今夜のホテルは初日のホテルとは違うホテル、神旺大飯店(San Want Hotel/台北市忠孝東路四段172號)だった。台北の地図を見ると昨年4月に泊まった富麗安飯店から2.5km位しか離れていない。
チェックインを済ませて夕食に出る。ホテルの裏側にある担々麺の店「度小月」はSerenaさんが勧めてくれた店だ。
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店内は満席のようだが、とりあえず入る。 |
ドアを開けると、席が空くのを待つ客の目の前で麺を茹で担々麺を作っている。麺を茹でる人も具を載せてスープを入れる人も仕事で身についたと思われる独特のリズムをとって仕事をしている。
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ドアを開けたら担々麺を作っていた。 |
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こんな所にも美味そうな匂いがしてしまう。 |
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注文も済んで手持ち無沙汰なご一行様。 |
カラスミや揚げエビ巻き、生春巻き、担々麺のセットを注文。こんな所でカラスミに出会うとは思わなかった。
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量は少なかったが確かな一品だった。 |
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度小月の前は忠孝東路四段216巷。 |
度小月の前で若いご一行様達と分かれ、これもSerenaさんが教えてくれた敦化南路にある誠品書店をのぞいてみた。
本の売場は2階で日本の大型書店と変わらない雰囲気だ。違いと言えば、書架の本を取り出して立ち読みというか床に座り込み、本腰を入れて読んでいる人の姿がとても多いことだろう。コーヒーショップも併設されていた。
1階はブランド文具売場、中地下1階はアパレル・ファッション雑貨売場、地下1階には大きなワインショップや有名レストラン、ギフト・ショップが入っている。
この地下1階で注文してから淹れてくれる中国茶のお茶やさん「京盛宇」を見つけた。清香阿里山烏龍茶を淹れてもらいテイクアウト。
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淹れるのに手間が掛かるためだろう、二人で対応していた。 |
動画による撮影はダメだが静止画はオーケーというので撮らせてもらった。
小さな急須に秤で量った茶葉を入れ、カウンターの手前に立っている給湯栓から湯を満たして手元のビーカーに茶を注ぐ。ビーカーが一杯になるまでこれを繰り返して適量になったところでテイクアウト用のカップに移してくれた。
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小さな急須でビーカーが一杯になるまで何度も繰り返す。 |
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テイクアウト用のカップで歩きながら中国茶を飲むのは初体験。 |
「京盛宇」の斜め向かいにある台湾特産品店「鳳梨田」で土産の買い残しを購入する。
写真は買い物の相談にのってくれたBettyさん。まとめて買うから安くしてくれと言うと『小さなお土産を付けるから、それで勘弁!』と上手くかわされてしまった(写真の公開は本人の承諾済み)。
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「鳳梨田」のBettyさん。 |
誠品書店を出ると書店前の歩道上にイルミネーションを仕組んだアタッシュケースを並べて、アクセサリーを売る若い露天商が群れていた。
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アクセサリー露天商のアタッシュケース。 |
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忠孝東路。 |
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歩道上で光るイルミネーションは神旺大飯店の入口。 |
ホテルの部屋に戻り、昨日、Amyさんから頂いた台湾の果物「仏頭果」をチェック。前日まで固かった実が指先で押すとブヨブヨして食べ頃になっている。
仏頭果は仏像の頭のような外形をしているところから付けられた名前。熟れてきても果物特有の匂いがしてこない。
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仏頭果。釈迦頭、バンレイシとも言う。 |
日本に持ち帰ることができないのでホテルで割ってみた。実に指先を軽く掛けただけで簡単に割れた。
実を一房ずつ剥がして口に入れると強い臭いもなく、ネットリした舌触りと自然な甘さが広がる。手はベトベトになってしまったがこれはお勧め。
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指先で簡単に割れた仏頭果。 |
知人に会いに出かけている三澤さんは未だ戻らない。先にシャワーを浴びて就寝。
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