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  2014年9月:台東
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鹿野龍田サイクリング後山伝奇忠孝東路四段

【9月15日(月)】 鹿野龍田サイクリング

台東(知本)の空に雲が厚いのは折りから近づきつつある台風の影響だろう。今朝も昨日と変わらない空模様だ。

今朝の空(部屋のベランダから)。

朝食は昨日と同じ「那魯彎餐廳」で。ビュッフェスタイルで台湾(中国)、コンチネンタル、アメリカンの朝食が用意されていた。

シリアルにベーコン、煮キャベツと野菜。黒鉢の中は桃の缶詰。

7時30分にホテルを出発。1時間余りバスに揺られて鹿野龍田に到着。

鹿野龍田でバスを降りると小雨がパラパラ。

バスが停まったのはレンタル・サイクル・ショップ「阿度的店」の駐車場だった。ここに来た目的は又してもサイクリング、雨天決行だ。

レンタル・サイクル・ショップ「阿度的店」。

自転車引換券。

レンタル・サイクルの一部。

幸いにも雨は止み、コースを先導するレンタル・サイクル屋のガイドに続いてサイクリング出発。

ガイドの後に伸びきったにわかサイクリストの列。

コースの両側はバナナ、パイナップルなど台湾特産の果樹園が続く。

バナナの木だったかな?

パイナップル畑で小母さんだと思って声をかけたら若い女性だった。

二日続けて雨のサイクリングなんて、あり得ないと言いながら……。

周囲の山に掛かる雲が絵になる。

この道の両側はズット果樹園。

何故かここで小休止。

何かを売る店ではなく休憩所のようだ。

店内にはパイナップルの実がゴロン・ゴロン。

休憩所入り口に立てかけた竹筒は「竹筒炮」。節に空けた穴から噴霧器でアルコールを吹き込み火を付けると『バーンッ!』と大きな音がする。女性が及び腰になるくらい大きな音だ。料金を取るわけでもなく、サイクリスト達に余興でやらせている。

火を付ける前から叫声を上げるCarolさん。

インターネットで「竹筒炮」を検索すると龍田という地名と一緒にこの休憩所と竹筒炮の写真が沢山出てきた。ここは台湾では著名な観光地のようだ。

黄色い袋を掛けられたバナナの房。

果樹園が終わると広大な茶畑だ。ガイド氏によれば、ここで採れる茶葉は全て烏龍茶になるという。

広い茶畑は全て烏龍茶になる。

広い茶畑の角で右折すると、そこはこれまでとはうって変わってきれいに舗装され両側に街路樹が続く道が一直線に伸びている。

真っ直ぐ伸びるアンツーカーのような色をした舗装路。

休憩所を出る頃に降り出した強い雨もサイクリングコースが終わる頃にようやく上がる。蒸し暑い雨合羽を脱いで帰路を辿る。

黄色い雨合羽は休憩所で配られたもの。

山あいを埋める雲をながめながらレンタル・サイクル・ショップに戻る。

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