【4月29日(火)】 タラート・サオ/スックビマーン
サームセンタイ通りをマホーソット通りで北に折れ、ラオス最大のマーケット「タラート・サオ」に向かう。
◆タラート・サオ (Talat Sao Shopping Mall)
タラート・サオ・ショッピング・モールは未だ建物も新しく、内部は日本のデパートのような雰囲気で、売られている物も食品以外のあらゆる物が売られている。
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タラート・サオ・ショッピング・モール。 |
タラート・サオ・ショッピング・モールに並んで建つタラート・サオ・モール 2もその内部は隣のショッピング・モールと似たりよったり。どちらもビエンチャンのお洒落なショッピング・モールというところだろう。
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ショッピング・モールに並んで建つタラート・サオ・モール 2。 |
新しいショッピング・モールの建物に挟まれるようにして建つ二階建てのコの字型の旧館の方が面白そうだ。
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絹製品を売るショップが並ぶコーナー。 |
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こちらは絹糸だけを売っているショップ。 |
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家電製品のショップ。 |
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ベッドが並ぶ寝具のショップ。 |
二階は貴金属や宝飾品を売るショップが並んでいる。
時間帯のせいなのかシャッターが下りている店が目立っていた。巡回している警備員の肩からは自動小銃が下がっていたが、警備員では無く警察官だったのかもしれない。
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二階には貴金属・宝飾品のショップが並んでいる。 |
タラート・サオを出てラーンサーン通りを渡りバークトロニー通りに入いる。アメリカ大使館の前を通ってタート・ダムの前に出る。
目指すはタート・ダム横の細い露地奥にある、ラオスの昔からの味を守っているという老舗食堂「スックビマーン」。
◆スックビマーン (Soukvimane)
店の周囲に商店は何も無く辺りはヒッソリしている。店の入口の前に立てられたメニューには「午後2時閉店」と書いてある。時計を見るとあと数分で閉店時間ではないか。
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静かな雰囲気の中に建つスックビマーン。 |
とりあえずガラス戸を開けて入ってみると未だ客がいる。
店のスタッフが寄ってきて手振りで『何処でも好きな席に座ってくれ』みたいなことを言っているので、入口に近い窓際のテーブルに着く。
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店に入れたのはこの客達のお陰かもしれない。 |
ラオ・ビール15,000Kip(約180円)を頼んだら『これで好いか』という意味なのだろう、よく冷えている瓶を見せに来た。
テーブルに置いていくのかと思ったら、瓶をサービステーブルのようなところに持って行き、氷を入れたグラスに注いでグラスと一緒に持ってきた。
グラスに氷を入れているのを見て『氷は入れないで!』とわめいたが通じなかった。やむなく一杯目だけはガマンしたが、二杯目はグラスを替えてもらった。
注文したのはモク・パ(Mok Pa/魚のバナナ皮包み蒸し)30,000Kip(約360円)、ケーン・ノーマイ(Kaeng Normai/竹の子のスープ)25,000Kip(約300円)、カオ・ニャオ7,000Kip(約844円)。
ビールと合わせて77,000Kip(約924円)の昼食にだった。
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左がモク・パ、右がケーン・ノーマイ。 |
モク・パはメコン川で捕れた川魚をすり身にして地元の香味野菜を練り込み、バナナの皮に包んでふっくらと蒸し上げた料理。蒸してあると言っても箸ですくい取れる柔らかさだ。見た目はよくないが、スパイシーな香りが強く塩味がアクセントになっているお勧めの一品。
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モク・パ。 |
ラオスの代表的な家庭料理の一つが竹の子を使ったスープ、ケーン・ノーマイ。
イカスミを使ったように黒ずんだ色は地元の香味野菜から出たもののようだ。香味野菜から出る複雑な香りが、ピリ辛の味付けとともに食べ終わったときの口の中を爽やかにしてくれた。シャリンとした歯触りが竹の子だったのだろう。
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ケーン・ノーマイ。 |
魚もスープもカオ・ニャオにピッタリでいくらでも食べられそうだ。
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指先でつまんで食べることにもすっかり慣れたカオ・ニャオ。 |
食べ終わった頃は3時、会計を済ませるときにカメラを向けるとポーズを作ってくれたフロアー・スタッフ嬢、愛嬌好く送り出してくれた。
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はにかみながらポーズを作ってくれたスタッフ嬢達。 |
サームセンタイ通りをホテルに向かって歩きながら、ワインを売る店が多いことに気づく。フランス統治時代の名残なのだろう。
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サームセンタイ通りのワイン・ショップ(1)。 |
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サームセンタイ通りのワイン・ショップ(2)。 |
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サームセンタイ通りのワイン・ショップ(3)。 |
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これはタート・ダムのあるロータリーに面した大きなワイン・ショップ。 |
ナンプ広場の横をセーターティラート通りに抜け、ピンポンマーケットでラオスコーヒーの豆を捜したら直ぐに見つかった。
旅行先では、欲しいものが見つかったら『即買う』を実行。コーヒー豆を抱えてホテルに戻る。
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