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 2009年1月:北京
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【1月18日(日)】麻辣誘惑・楊家

眼覚めて直ぐに起き出しす。昨日スパで痛めた右腿の具合が気になったがいくらか好くなっているのでホッとした。
9時過ぎに李さんから電話があったが疲れているみたいだった。

起き出してカーテンを引くと洗濯物が下がる部屋が多いお向かい。

少し早いが崇文門外大街の「捜秀城(SoShow)」にある「麻辣誘惑(Mala Youhuo)」で昼食。SoShowには何度も来ているが、ここに「麻辣誘惑」があることに気づかなかった。この店の系列店が西単の「北京図書大廈」の近くにもあって、そちらには一度入ったことがある。麻辣誘惑はどこも若者に人気があるようで、ここSoShow店も席の殆どが若者で埋まっている。

ビールの代わりにジョッキで頼んだ酸梅湯。22元(約304円)。

久々、ハルサメの唐辛子煮。28元(約386円)。

三枚肉とワラビの唐辛子煮。32元(約442円)。

フンワリした玉子スープ。22元(約304円)。

メインは大きな鉢に真っ赤な唐辛子が一面に浮いている草魚の唐辛子油煮。テーブルに持ってくる前に給仕机でウエイトレス嬢がおたまで一面に浮いている唐辛子を丁寧に取り除いている。
テーブルにのせられた草魚の鉢からは辛いが旨そうな匂いがしてくる。これは結構辛かった。

表面を真っ赤にしていた唐辛子を取り除いたところ。101元(1,394円)。

食後はホテルに戻り部屋のオーナーの孫さんに電話する。明日のチェックアウトはかなり朝早いので今から精算してもらえるか訊くとOKだという。早速7階の孫さんの部屋に行って精算してもらったが、対応してくれたのはきっと孫さんの弟さんだろう、顔立ちが孫さんそっくりで話し方も優しげだ。これで明朝は安心して早立ちできる。ホッとして3時過ぎまでベッドでウトウト。

楊さんに電話をして午後4時頃、北京燕莎中心凱濱斯基飯店(ケンピンスキーホテル)のロビーで落ち合うことにする。
崇文門駅(地下鉄2号線) → 建国門駅(1号線) → 国易駅(10号線) → 亮馬河駅(Liangmahe)で下車。
今回は偶然だが国易駅(Guoyi)を利用する機会が多い。

国易駅ホーム。10号線は新しいのでホームドアがついている。

亮馬河駅を出て5分ほどのところにケンピンスキーホテルがあるのだが地下鉄の出口を間違えてしまい、ホテルの裏側に出てしまった。ウロウロしてようやく見覚えのある廊下にたどり着き無事楊さんと合流。ホテルの前からタクシーで楊さんの自宅に向かう。どうやら歩いてもいい距離だったようだ。

ご自宅には春節を控えて奥さんのご両親がお見えになっていた。お目当てはお二人にとっての初孫だろう。
奥さんにお会いするのは2006年4月以来になる。お子さんの名前は『蒼望(Canwang)』、苗字の楊(Yang)から名前まで見事に韻を踏んだ名前で時間をかけて命名したと聞いた。

楊さんご一家とご両親。

ご両親と奥さんに挨拶をして6時頃楊さんと二人で外に出る。ご両親が来ているのでずっと家での食事だったのでたまには気分を変えたいという。ご両親が来ておられる上に奥さんに余計な造作をかけるのも気が引けるので一も二もなく楊さんのアイデアに同意した。

外に出ると暗くなり始めていた。

振り返ると楊さんの住まいがあるマンション群が並んでいる。

ここがどの辺りなのか、飲み屋街のようだ。

楊さんが選らんだ店は焼き鳥屋「瑞兆」。店内は純日本風だがスタッフは全員中国人。周囲の客も全員中国人だった。きっと日本駐在の経験のある人達も大勢いるのだろう。

焼鳥屋らしからぬ店名の「瑞兆」。

北京で日本酒。変な感じだが楊さんは久々らしい。

周囲の客は全員が中国人だ。

どう見ても新橋にある呑み屋だ。

瑞兆で腹ごしらえをした後、楊さんから「歌舞伎町」に行こうと誘われた。明日の朝が早いのでどうしようかと迷ったが10時には切り上げようと時限付きでつきあうことにした。

歌舞伎町前で楊さんと別れ、一人タクシーでSolo IIに戻り、荷造りして11時にベッドに入った。


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