【4月21日(月)】マカオタワー
8時半過ぎに起床。
三澤さんと一緒に一階のCafe Decoで朝食。
Cafe Decoは入り口もフロアーもゴテゴテとして落ち着かないが直に慣れてしまった。ビュッフェスタイルの朝食は特に珍しいものがあるわけでもなく、欧・米・中の料理が広いカウンターに脈絡もなく並んでいる。
同じビュッフェスタイルでもバンコクのImperial
Queen's Park Hotelの朝食はお国柄が出ていて美味しくてよかったな。
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入り口に近い席にAmyさん、Annさんが座っていた。
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今日はカジノやホテルが運行しているシャトルバスを利用する予行演習を兼ねてマカオ観光に出かけるというので参加した。
希望者は11:00にロビーに集合。
台湾からのツアー・ガイドの案内でホテルのシャトルバスに乗る。
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ベネチアン・ホテルのバスは他のどこのバスよりもきれいで豪華だった。
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シャトルバスは私達のグループ専用というわけではなく他のお客さんも一緒。満員でホテルを出発する。
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マカオ・タイパ大橋とマカオタワー。 |
フレンドシップ橋を渡りフェリー・ターミナルに到着。もちろんシャトルバスの運賃は無料。
バスが到着した場所にはマカオ・グランプリ開催時にレースの管制塔になるGrand
Prix Buildingがあった。昨日もここからバスに乗ったのに気づかなかった。
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マカオ・グランプリの管制塔になるGrand Prix Building。 |
フェリー・ターミナルの周囲に輪タクが沢山停まっているがマカオ滞在中に市内を走っているのを一度も見たことがない。
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暇そうにしている輪タク。 |
フェリー・ターミナルで今度は新葡京(グランド・リスボア)行きのシャトルバスに乗る。こちらのバスも無料。
リスボア・ホテルの横でバスを降りていよいよガイドの後についてマカオ市内観光だ。
最初に気になった建物がリスボアの裏手で見つけた「マカオ陸軍倶楽部」。
陸軍の武官や軍部以外の一般人も利用できる社交場(高級レストラン兼集会所)として1870年に建てられた。現在も集会所として使われているそうだ。絶品のポルトガル料理を楽しむことができる貴重な場所でもあると説明があった。
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濃い緑の中で鴇色の煉瓦が目を引く陸軍倶楽部。 |
約翰四世大馬路の路地ではちょうど昼時、土地の人達が外に出されたテーブルで食事をしている。
店の名前は「成興飯店」。カメラを向けても一向に気にする風がない。
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約翰四世大馬路横の成興飯店前。 |
「成興飯店」のある横丁の次の横丁も古い建物が並ぶ。両側にはビッシリとスクーターや小型バイクが駐車している。
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約翰四世大馬路から横丁に入ると古い建物が並ぶ。 |
殷皇子大馬路(新馬路)に出たところで日本チームはガイドと台湾チームに別れて別ルートをとる。
早速マカオでは知られたロースト・ダックの店「陳光記飯店(チャン・グヲン・ゲイ)」でランチ。
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陳光記飯店入り口に下がるアヒル達。 |
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脂ののったアヒルの燻製をサクサクと処理する。使い込まれた包丁が怖。 |
ロースト・ダックを各種注文して白飯と麺を追加。
スープに漬けたレバーは見かけからは想像がつかないほど美味かったた。最初の一嚼みはコリッとした食感だが後はジュワっとして爽やかなレバーの香りが口中に広がる。スープも変な中華風の癖がなくサラッとした風味で完食。
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6人でこれだけ頼んだ。一人30香港ドル位だったか? |
酒は白酒とビール。白酒は100%純米醸造みたいなことがラベルに書いてある。少し癖がある。昼間から飲み干す勇気はない。
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白酒は珠江橋牌「九江雙蒸酒」。ビールはSan Miguel。
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席に着くまで入り口では少し待たされたが、それでも早くテーブルに着けた方だ。狭い入り口はあっと言う間に席を待つ客と持ち帰りを買う客で塞がり、ランチタイムが過ぎるまで店内はごった返しの状態が続いた。
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ランチタイムが過ぎてやっと空いてきた店内。 |
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ただ一人中国標準語を話せるお母さんがいて大助かりだった。 |
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見落としてしまいそうな陳光記飯店の小さな入り口。 |
陳光記飯店を後にして、さて何処に行こう。マカオタワーに上ってみよう。乗り合いバスにも乗ってみよう。とりあえずオシャレな時計塔が立っている南湾大馬路にかかる交差点を渡る。
台北や北京では、歩行者は車の邪魔者くらいにしか思わない運転ぶりだが、マカオはもう少し優しく東京ほどではないにしてもを歩行者が車道にいると車は必ず徐行したり停車したりする。街に慣れない観光者にとってこの違いは大変に大きい。
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何度かこの下を通ったが時計塔の針は何時も12時を指している。
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マカオで初めて警察官の姿を見た。キャップを被っているので警備員かと思ったが腰には拳銃が下がっている。
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マカオタワー行きのバス停は何処ですか、と姚くん。 |
乗り合いバスの料金は2香港ドルだったかな、お釣りをくれないので乗り合いバスに乗るときは小銭を持っているか財布を確認した方がいい。
マカオタワー前でバスを降り、一階のチケット売り場で入場券を買ってからエスカレーターで地下一階に下りる。
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展望台入場券は一枚80香港ドル。 |
展望台までのエレベーターはこのフロアーからもう一階下がった所にあった。ウイークデイの昼間だからだろう館内は閑散として活気がない。
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地下一階は土産物売り場が並んでいた。 |
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土産物売り場の前を通って突き当たりのエスカレーターを下りる。 |
地下二階に当たるエレベーターホールが広いのは観光シーズンに混雑するからだろうが今日は他に客がいない。
乗ったエレベーターは一気に58階のメイン展望台まで上がる。
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58階の主展望台の床窓から足元を見る。 |
さらにエレベーターで61階展望台まで上る。ここは地上地上233メートル。天気がよいと広東省が間近に見えるそうだ。
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61階展望台からの眺め。 |
61階展望台の外側の縁はマカオタワーのアトラクションの一つ、スカイウォークを楽しむことができる。
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スカイウォークに興じる旅行者。 |
展望台からの眺望を楽しんで地下一階のホールまで戻りエスカレーター横のカフェで一休み。
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客の姿が見えない映画のキャラクタ売り場。 |
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ビールはMacau Beer。安武、姚、新居、小関、于の各氏、お疲れさま。
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タワーの前でタクシーをつかまえて3時過ぎにホテルに戻る。
タクシーが着いたのはヴェネチアン・ホテルの正面玄関はである東口で西口とは随分様子が違いドアを入ると天井が豪華だ。
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正面玄関の天井。 |
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ホテルの正面玄関ロビーも西口とは大違い。 |
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正面玄関ロビーの天井。 |
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正面ロビーに続く柱廊(コロネード)。 |
長~い廊下を突き抜け、既に熱くなり始めているカジノを抜けやっと部屋へのエレベーターホールにたどり着く。
部屋に戻ってシャワーを浴び一休みしたゴルフ場を探す。
エレベーターを5階で下りて別のエレベーターで7階まで上り館内の誰も歩いていない長い廊下をくねくねと歩いてやっとたどり着いたゴルフ場は別館屋上の「Grado
18 Hole Mini Golf」。パターゴルフだ。
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プレーを楽しんでいるのは私達だけ。 |
ミニゴルフの後はプールへ。こちらは5階。やはりたどり着くまでにエレベーターを乗り換え、ゴルフ場に出たときと同じように歩く人のいない広く曲がりくねった廊下を歩かされた。
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5階のプールはやや温かい温水プール。 |
7時過ぎに本会三階にある「Festival Food Court」で夕食。エアブラシで描かれた天井の夕暮れ空に間接照明があたってコートは本物の夕方のようだ。
広場の周囲には中華、和食、ベトナム、タイ、イタリアン、アメリカンなどなど各地の料理が並んでいる。何を食べようかと店を一つ一つ覗いているときに、昼間マカオ見学の途中で別行動となった三澤さんと運良く合流。
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ペイントされた空で時間が止まったままのフードコート。 |
それぞれが思い思いの食事を調達して日本チームだけの夕食。
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牛肉入りベトナムポーはパック入りレモンティーが付いて50香港ドル(約700円)。 |
食後、若い人達はカジノに行くと言って出かけたが三澤さんと私は同じ三階にある「Grand Canal Shopps」を10時過ぎまで冷やかして歩く。
冷やかし疲れて部屋に戻りシャワーを浴びてベッドに入ったのは10時半過ぎだった。
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