【2月8日(金)】成田→北京
快晴。5時起床。
6時6分の常磐線で我孫子駅に向かう。夜明け前の外の冷え込みはきつい。
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ホームに入ってきた電車の中は未だ暖まっていなくて寒かった。 |
我孫子で成田線に乗り換え成田駅に。成田でもう一度空港行きに乗り換える。成田線は未だに単線だがこちらのルートの方が20分ほど早いようだ。
3時間前には空港に着いた。昨年11月に来たときにはチェックインカウンターが改修中だったがほぼ終わっているようだ。JALのチェックインカウンター裏には自動チェックインマシンが新設されていた。これから徐々にこのマシンが増えてゆくんだろうな。
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新設されたチェックインマシンの列。e-Ticketも利用できるようだ。 |
チェックインカウンターには既に長い列ができている。出国手続きカウンターの前も久しぶりに見る長蛇の列。
ここでも自動マシンが目に付いた。自動出国審査ゲートとでも呼んだらいいのだろうか、あいにく利用する人を見かけることはなかったが作動しているんだろうな?
このゲートを利用するには事前登録が必要と案内板に書かれていたが、それ以上確認することができなかった。
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これも新設された自動出国審査ゲート。 |
出発はJL781便10:45発。今回は久々にJALを利用することになった。
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前回利用したのは何時だったのか思い出すことができないJAL便。 |
搭乗してみるとこの便、随分空いている。ビジネスクラスの半分以上が空席。エコノミーも1/3くらい空席だ。
飲み物に赤ワインを頼んだら久しぶりにミニボトルを渡された。CAでは小さなカップに注いでくれるだけなのでずいぶん気分が違う。ミニボトルのラベルには"LES
CHAPELLES, BERGERACC, FRANCE"とあった。なかなか良いワインだ。ミニではあったがボトル1本を渡された気分も手伝っての評価だ。
昼食も食べやすい熱さで出された。味もいい。どうしても何時も乗っているCAと比べてしまうな~。
フライトアテンダント達の対応は本当にJAL立て直しに一生懸命ですって感じで、隣の空席に投げ出したゴミは直ぐに持って行くし、それでいて煩くないし、距離感が良いな~。でもちょっと痛々しいかな。
北京首都国際空港には14:00、ほぼ定刻到着。
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遠く新ターミナルビルの建設工事が進んでいるが今夏のオリンピックに間に合うのかな? |
中国への入国で昨年12月のときと変わったところが3点あった。
1.入国カード・出国カードがミシン目でつながった1枚になった。
2.税関申請カードが無くなった。
3.検疫申告カードが無くなった。
フライト・アテンダントに聞いたら今年1月の終わり頃に変わったそうだ。
日本では帰国時に税関申請カードが必要になったが逆行しているのかなぁ。そうじゃなくて物品の不法持ち込みが多いってことなんだろうな。
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到着した時刻の割には空いている入国審査カウンター。 |
入国審査もスムーズ。預けた荷物を待つ間に出迎えに来てくれているはずの李さんに電話する。今回は会社の携帯電話を持ってきているので今までのように電話で不自由することはないだろう。
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到着ロビー前も人が少ない。右側の手摺りの内側が到着ロビー。 |
荷物を受け取ってロビーを出て李さんに再会。タクシーで崇文門のSolo
IIへ。タクシー料金84元(約1,400円/高速料金の10元/約167円を含む)。
通訳として付き添ってくれた李さんにSolo IIの門の前から部屋のオーナー孫さんに電話して入り口まで来てもらい、一緒に7階の彼の部屋に。9日分の宿泊費+アルファで1,500元(約25,000円)を前払いする(1泊150元/約2,500円)。孫さんの部屋の内部はレストランのようで大きな水槽に金魚が沢山いた。この上が「錦の部屋」だというのでスチールの階段を上って見せてもらったらペントハウスで綺麗な小部屋になっていた。
9日間Solo IIに滞在したがとうとう一度もここで食事をすることがなかった。次回ここに泊まることがあったら一度くらい利用してみようかな。
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金魚が泳ぐ大きな水槽、モダンな印象の孫さんの部屋。 |
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どうやら孫さん自慢の部屋らしい「錦の間」。 |
今日から滞在する5-578号室には電話がないがADSLが来ていた。DHCPサーバーを使っているようで持ち込んだノートPCをケーブルに繋いだら簡単にインターネットに接続することができた。早速メールをチェック。6時頃李さんをガイドに夕食に出る。
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大仰な部屋のナンバープレート。 |
着いたところは「面酷山西食藝 大望路店(朝陽区西大望路20号/Tel: 8610-6774-9950)」。崇文門からタクシーで18元(約300円)。
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「面酷山西食藝」入り口。 |
店を入って直ぐのライトアップされたしゃれたカウンターの中では刀削麺やハサミで刻む麺、長いままの一本麺などいろいろな麺作りが行われていた。
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ドアを入ると麺を作っているカウンターが目に飛び込んできた。 |
山西料理はどれも美味しくて、特に魚(文字から察するにスズキのようだが)の唐揚げが今まで食べた内でも一二だろうか。
ピッチャーの生ビールを頼んで209元(約3,500円)。
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鮮桃仁時蔬/38元(約630円)。クルミと野菜の炒め物。 |
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烤鱸魚(唐揚げスズキ)/117元(約1,950円)。 |
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剪刀麺/12元(約200円)。刀剪麺とは言わないようだ。 |
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別々に出てくる麺とタレを混ぜてから食べる剪刀麺。 |
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燕京ビール(大)/30元(約500円)。 |
ピーナッツの黒酢漬けは酒に良く合う。特に白酒を呑むときにぴったりだがもちろんビールにも良く合う。今日頼んだのは砕いた胡瓜が入っていて異なる食感を楽しめた。
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酥花生拌黄瓜/12元(約200円)。 |
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面酷山西食藝店内。 |
食後は崇文門に戻り新世界の周囲を歩いてみたが何もなくただ寒いだけ。Solo IIに戻りテレビで旧正月番組を見る。外では深夜過ぎまで春節を祝う爆竹や花火の音が周囲のビルに響いている。
11時シャワーを浴びて就寝 。
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