ホーム2003年伊東・大島(1月)高雄・台北(2月)
カルガリー(7月)北京(7月)北京(10月)ミレナリオ(12月)

  2003年7月:カルガリー
7月11日7月12日7月13日7月14日7月15日7月16日7月17日7月18日7月19日地図

【7月17日】 チェスター・レイク

相変わらずの遅い起床で9時30分にベッドを出る。

メール処理、写真の整理で午前中を過ごす。Andreaは試験を受けるために朝早く出かけた。
9時からHelenaが新聞社からのインタビューを受けている。やって来た記者は若い女性だ。今度の日曜日に掲載されるらしい。
12時にScottの運転で、Helenaと私それにRothkoを伴いTrans-Canada HighwayをChester Lakeに向かう。
Trans-Canada Highwayを外れて40号線 (Kananaskis Trail) に入り、さらに742号線に入ると未舗装で砂埃が凄い。

Chester Lakeに向かうハイキングコースの入り口駐車場には2時過ぎに到着する。

ハイキングコース入口にある駐車場。

"You are in Bear Country !"

という大きな標識もあってカナディアンロッキーのど真ん中にいることを実感する。
Scottはハイキングが趣味だと言うだけあって恐ろしく足が早い。歩き始めて間もなく姿が見えなくなってしまた。

これぞカナディアンロッキー山中。

森のの中を行くことおおよそ1時間余り。
3時過ぎにChester Lakeに到着。周囲は雪解け水が集まって湿地帯を作っている。

Chester Lake周囲の湿地帯。

冬はクロスカントリースキーをはいてこのコースに入るのだと言うScott・Helenaお気に入りの場所だそうだ。

Chester Lake。

早速靴を脱ぎ冷たい湖水に足をつけながらランチにする。Helena手作りのサンドイッチで腹ごしらえをする。永く足を入れていられないくらい水が冷たい。

Rothkoも水に入ってはしゃいでいる。ここは観光ツアーのコースに入いっていないようで、日本から持って行ったガイドブックにも載っていない。

足を湖に浸けて一休み。

ランチの後、湖の周りを一周する。まだ雪の残る所もありScottとHelenaは即席の雪合戦に興じる。

湖の周囲の一部に残っていた雪。

湖岸の大きな石の上でルアーを楽しむ人もいて、大きなマスがかかる度に大きな声で喜んでいる。
水面を透かして鱒の姿が湖面に映る。

湖を一周したところでさらに奥にある岩場に向かい、ここで一休みしてから帰路に着く。

Chester Lake周辺の岩場。

途中で石ころを並べた矢印を見つける。
直ぐ側には道標がたててあり矢印の先が近道になっている。駐車場に戻り着いたのが5時30分。
そのままClgaryに向かう。

近道を知らせる矢印と矢印に続く脇道。

7時帰宅。

直ぐにシャワーを浴びて、Vern・Setsuko夫妻の自宅に招かれて夕食に行く。Vern・Setsuko夫妻の家は岡の上の住宅街だ。

Vern・Setsuko夫妻の自宅。ここが2階になる。

食事はSetsukoの手料理でカフェテリアスタイル。
各自で好みの料理を取り分けダイニングテーブルで楽しむ。

食事をしながらのSetsukoの思い出話が面白かった。彼女は美大(専攻は版画)を卒業して、米国のアートスクールで学んだそうだ。日本に帰国してからVernに出会い、初めてCalgaryに来た時の話は、皆、笑いが止まらなかった。

ドレスにハイヒールという盛装でVernに会いに来たそうだが、連れて行かれた所は牧場。足下は文字どおりの泥んこ。どこも牛ふん、馬ふんでとてもハイヒールで歩けるような所ではなかったと、Vernを恨めし気に見つめながら語る。

食後はベランダに出てデザート。
Vernはガルフ石油の技術者でロシアを初め世界各地で仕事をしてきたという。その頃の話が中心で、ソビエト時代のレニングラードの様子や、ものを買う時はルーブルよりもタバコの方が役にたったと言う話がおもしろかった。

時間とともに気温が下がり寒いくらいだ。Vernからジャケットを借りて羽織り会話を続ける。

すでに夜中を回る時間だ。この日も0時過ぎに帰宅した。写真やメールの整理をしてベッドに入ったのは1時30分を過ぎていた。

Vern、Setsuko夫妻とHelene、Scott。


7月11日7月12日7月13日7月14日7月15日7月16日7月17日7月18日7月19日地図
ホーム2003年伊東・大島(1月)高雄・台北(2月)
カルガリー(7月)北京(7月)北京(10月)ミレナリオ(12月)