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  2018年4月:成都
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【5月3日(木)晴】成都博物館(古代編)

常設展は2階から4階まで、成都の歴史がわかりやすく展示されている。各階への移動はエスカレーター。

【二階】古代編:先秦 — 南北朝
入り口の脇に掛けられた大型のポスターに『花重錦城』とあるのは、杜甫の代表的な詩『春夜喜雨(春夜、雨を喜ぶ)』の最後の一句「暁看紅湿処、花重錦官城(暁に紅の湿る処を看れば、花は錦官城に重からん)」からの引用。意味は「春の恵みの雨をたっぷりと含んだ色鮮やかな花々が、錦城(成都)の街中にしっとりと咲き誇っている」。

「古代編:先秦 — 南北朝」展示室入り口。

入り口正面のタイトルは「九天开出一成都」らしいが、李白の「上皇西巡南京歌十首」の中に『九天开出一成都、万户千门入画图』から引用したタイトル。意味は「九天(天空の最高所)が開かれて、この成都の街が誕生したかのようだ。無数の家々は一枚の美しい絵のようだ」。

九天开出一成都。

戦国時代(紀元前453 - 221)の漆器が美しい。

漆の什器類(紀元前453 - 221)。

漆几(戦国)/漆小型机(紀元前453 - 221)。

漆豆(戦国)/漆器(紀元前453 - 221)。

載魂之舟<上>と船棺<下>(戦国)/来世用舟と船形棺(紀元前453 - 221)。

漆床<レプリカ>(戦国)/漆寝台(紀元前453 - 221)。

石犀(秦漢)/石製犀(紀元前778 - 西暦8)。

◆裴君碑(東漢/25 - 220)
成都東御街から出土した。頭部、本体、基部から成っている。
東漢の順帝漢安三(144)年に建てられたが、その後倒壊、桓帝元嘉二(152)年に再建された。碑文の1400有余字は裴君の生前の功績を記録している(碑の解説板より)。

裴君碑(東漢/25 - 220)。

「裴君碑」の一部を拡大

裴君碑の右手に展示されている似たような形の石碑は李君碑。

◆李君碑(東漢/25 - 220)
成都東御街から出土した。頭部、本体、基部から成っているが、基部は紛失している。
東漢の順帝陽嘉二(133)年に「殿堂」内に建てられたが、その後洪水で倒壊、裴君が人を遣わしてこれを修復、移設する。移設先は「学宮」で、そこに裴君碑と共に収めた。碑文の800字余りは蜀郡太守であった李君の徳政を記録している(碑の解説板より)。

李君碑(東漢/25 - 220)。

陶人形・道化役者(東漢/25 - 220)。

漆木盤(西漢/紀元前202 - 8)。


銅扁壺(西漢晩期 - 東漢前期)。

中国医学が古い歴史を持つことはなんとなく知っていたが、西漢の頃には既に人体のツボが知られていたことを、この人形で知った。
これは漆で塗り固めた体のツボを示している30センチメートルほどの高さの人形。

経穴漆人(西漢/紀元前202 - 8)。

【三階】古代編:隋 — 清

「古代編:隋 — 清」展示室入り口。

入り口正面のタイトルは「喧然名都会」で、杜甫の「成都府」の一節。意味は「人の往来が盛んで、生活の音に満ちた、名高い大都市・成都」。

「喧然名都会」。

端正で見事な白磁は「邢窯『官』字款白瓷瓶」。
「官の字を刻印した邢窯の白磁瓶」と言うことだろうが「官」の文字が見つからなかった。

「邢窯『官』字款白瓷瓶」(唐/618 - 907)。

鏤空金香囊・金の中空香囊(唐/618 - 907)。

鼻の大きな観音様、彭州市天府大道で出土したとあるが見慣れない顔立ちだ。

青銅観音立像(唐/618 - 907)。

展示会場の様子。

こちらは見慣れた顔立ちの「彩绘陶吹筚篥俑」は「彩色筚篥を吹く陶人形」。筚篥はリードが付いた竹製の笛のこと。

彩绘陶吹筚篥俑(後蜀/934 - 965)。

陶庭院・陶製中庭模型(後蜀/934 - 965)。

こちらのコーナーのタイトルは「丹楼生晚輝」。杜甫の「成都府」の一節からの引用。前出の「喧然名都会」と対になる句で、意味は「丹色の楼閣が、夕映えの中に美しく浮かび上がる」。

「丹楼生晚輝」。

彩釉陶将軍俑・陶製彩釉将軍像(明/1368 - 1644)。

明の太祖・朱元璋の命によって洪武15(1382)年に建設された蜀王府の模型。
城壁が二重になっている。東の外壁は現在の順城大街、西の外壁は現在の東城根街、南の外壁は現在の東御街と西御街、北の外壁は現在の西玉龍街と羊市街にあたっている。

蜀王府示意模型・蜀王府公邸の模型。

展示会場では非常に美しかった以下の二点の磁器瓶の写真は、会場が暗すぎ光量不足でノイズたっぷりの写真になってしまった。

粉彩雲蝠紋瓷賞瓶・粉彩雲蝙蝠紋磁気瓶(清/1644 - 1911)。

粉彩蝴蝶紋瓷賞瓶・粉彩胡蝶紋磁気瓶(清/1644 - 1911)。

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