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       【5月3日(木)晴】永陵博物館 
      午前中は撮りためた写真を整理。 
        踵の痛みは変わらないが、今日まで歩くのに不都合は起きていないのは有りがたい。 
         
        ちょうど昼時、アテも無いままホテルを出て青年路へ。 
        「宜濱燃面」の看板に黄さんから教えられていた「燃面」の文字につられて入店。 
      
         
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          | 宜濱燃面。 | 
         
       
      皿を受取、店頭に並んだ料理から好きなだけ選んで皿に盛ると、ベトナムで馴染んだ一皿テンコ盛りランチになってしまった。 
      細かな札をつかんで出したので覚えていないが、12、3元(¥228、¥247)だったかな。  
      
         
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          | 本日のランチ。米飯は今一だった。 | 
         
       
      ランチ後、ホテルへ戻り永陵博物館までタクシーを呼んでもらう。 
        走り出してもメーターが動いていないな。 
        『ん?』という感じだ。        地図から12、3元だろうと見当をつけていたら20元(¥380)。 
         
        永陵は前蜀(907 - 925)を建国した王建(847 - 918)の陵墓。1942年に発掘され、その後、全国重要文化財に指定されている。 
         
        博物館へはパスポートの提示のみで入場できた。 
      
        
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          | 永陵博物館入り口の門。 | 
         
       
      館内はそれほど広くなく、観光客の姿も殆ど見えない。
         
      陵墓に向かう参道の両側には石像が並ぶ。 
      
        
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          | 参道の両側に並ぶ石像。 | 
         
       
       
      
        
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          | 館内案内図(案内図をクリックして拡大表示)。 | 
         
       
      参道に並ぶ石像は馬と獅子。       
      
        
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          | 馬の石像。 | 
         
       
       
      
        
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          | この馬の石像、耳が小さいのは破損防止の配慮か? | 
         
       
       
      
        
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          | こちらは寂しそうな表情の馬。 | 
         
       
       
      
         
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          | これは獅子のようだ。 | 
         
       
      ここが都会の真ん中とは思えないほどの野鳥の声。
       
 
 
      
      陵墓に近い参道の両側には雨除けの下に石人像が並び、正面には一段低くなった陵墓への入り口が見える。  
      
        
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          | 石人像と陵墓入り口。 | 
         
       
              陵墓に入ると入り口近くに地宮の模型が飾ってある、と言うより無愛想に置かれていた。
       
      
         
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          | 地宮の模型。 | 
         
       
      内部は緩い上り勾配のトンネルが奥に続く。陵墓内に入って明十三稜を思い出した。 
      
         
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          厳かな気持ちにさせられるトンネル。 
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      トンネルの終わりが鮮やかな赤い扉で区切られている。ここから奥が最聖域の玄室(墓室)なのだろう。 
      
         
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          | 赤い扉で仕切られた奥が玄室。 | 
         
       
       
      
        
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          | 新しいので再現した扉だろう。 | 
         
       
       
      
        
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          | 扉の取っ手。 | 
         
       
      玄室の中央にガラスフェンスで囲われた崩れた遺跡があるが、王建の木棺が安置されていた棺石床だ。 
      
        
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          | 玄室全景と中央の棺石床。 | 
         
       
       
      
        
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          | 王建の木棺が安置されていた棺石床。 | 
         
       
      玄室の一番奥に王建の坐像が安置されている。 
      
        
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          | 王建の座像。 | 
         
       
       
      
        
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          | 王建の座像。 | 
         
       
      博物館庭の片隅に2006年に鋳造されたという「平安鐘」がある。 
      鐘の表面に刻まれた「永陵園記」は王建の事績を記録している。 
      
        
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          | 平安鐘。 | 
         
       
      永陵博物館の前で流しのタクシーを捕まえて成都博物館へ移動。  
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