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【8月22日（木）】ゴールデン・トライアングル（Golden Triangle）
ホワイト・テンプルを離れる頃になると雨は上がりすっかり青くなった空の下をバスはさらに北に向かう。
到着したのはタイ・ラオス・ミャンマーが接する街チェンセーン（Chiang Saen）。
かつては麻薬の産地として悪名を馳せたゴールデン・トライアングル（黄金三角地帯）だ。
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| 「黄金三角」のゲートと地図。 |
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| 赤い三角が到着地点。青がミャンマー、マゼンタがラオス。 |
予定していなかったボートだが『他のツアー参加者は全員ボートに乗るよと』ツアーの添乗員氏、一人残っても此処には見るものは何も無い。急遽参加を決め、その場で参加費300THB（960JPY）を払う。
「黄金三角」と描かれたゲートをくぐり、タイとラオスの間を流れるメコン川を渡るボートの乗り場に下りて行く。メコン川の最下流、ベトナムのミト（My Tho）で見たメコン川も真っ赤だった。
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| 赤いメコン川とボート乗り場。対岸はラオス。 |
船着場を出たボートはメコンの上流に向かう。
タイ側の岸辺に船を模したビルの上で仏像が陽を浴びて光っている。
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| タイの河岸の船に座す仏像。 |
やがてボートはミャンマーとラオスの間に入ってゆく。
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| メコンの上流へ。山はラオス側。 |
やがてミャンマー側にパラダイス・リゾート（カジノ）見えてきた。
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| ミャンマーのパラダイス・リゾート（カジノ）。 |
ボートはパラダイス・リゾートの先でＵターン、下流に向かいタイとラオスの間に入る。
ラオス側にモスクのような金色の屋根と王冠を頂いた屋根が見えてくる。カジノ・ラオスだ。
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| 中国人が経営しているというカジノ・ラオス。 |
ボートは見えない国境を越えてラオス領に入り、船着場で船を下りる。 下りるときにツアー添乗員が“Land Tax”と言いながら一人30THB（96THB）ずつ徴集した。
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| ラオスに上陸。対岸はタイ。 |
上陸したのはドン・サオ（Donesao, Donexao）島。
タイ側で船に乗るときに出国手続きも無ければ、ラオスに上陸しても入国審査も無い。先に上陸した添乗員からレシートのようなモノを渡された。“DENESAO ISLAND VISITING TICKET”と書いてあり赤いスタンプが押してある。
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| 通し番号と赤いスタンプで、簡易滞在許可証かな。 |
裏面には象の頭部のスタンプと「２・ミャンマー・タイ・ドンサオ」と彫られた三角のスタンプ、それに「ラオス」と彫られた丸いスタンプが押してあった。
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| 裏面の三つのスタンプ。 |
黄金三角経済特区（Golden Triangle Special Economic Zone）と言っても土産物店が並んでいるだけ。奧には何も無いようだ。
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| 濃い緑の中に並ぶ売店。 |
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| サソリと朝鮮人参が入った強壮酒。 |
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| こんなのが入っているお酒もある。 |
土産物で目についたのは有名ブランドバッグの偽物。これでもかと並んでいる。
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| バッグ専門店。 |
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| バッグ専門店。 |
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| 興味がないので値札を見忘れた。 |
売店の外れにここがラオス領内であることを示す看板が二枚立てかけてあった。
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| ラオス領であることを示す看板。 |
あまりの暑さにBeerlao、30THB（96JPY）で咽を潤す。SINGHAビールに似ている味だった。
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| 缶が綺麗な“Beerlao”。 |
この経済特区のスタッフだと思いカジノのことを聞こうと声をかけたら、別のツアーの添乗員嬢だった。
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| 別のツアーの添乗員嬢、愛嬌が好かった。 |
帰りのボートに乗る時に気づいた船着場の看板、中国人向けのこんな施設がドン・サオ島の何処かにあるのだろうか？
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| 金三角経済特区唐人街歓迎您。 |
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| ラオスからタイに戻る。手前から四列目辺りまでがツアー仲間。 |
バスでランチ会場に移動。チェンマイからは移動距離が長いこともあり昼食は２時半頃になってしまった。
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| ランチ会場のレストランは１階中央。 |
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| 「金玉満堂」の門札がかかる入口は中国レストラン風。 |
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| ブッフェ・スタイルで並ぶ料理は中華とタイのメニューだった。 |
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| 全部デザート。 |
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| 食堂内はツアー客で一杯。 |
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2013年８月：チェンセーン