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ラーンナー建築センターカート・ルアン

【8月19日(月)】ラーンナー建築センター(Lanna Architecture Center)

夜が寝苦しくてクーラーを掛けたのは最初の夜だけで、それ以降は必要ないほど気温が下がる。
朝方強い雨が降る日もあるが今朝は静で半袖一枚では涼しすぎるくらいだ。

低い雲が覆う今朝の空(宿泊室ベランダより)。

朝食のダイニングは客の姿もチラホラでヒッソリと静。
8種類のタイ香辛料をのせたお粥と甘辛酢味の芋と生姜をのせたお粥を一杯ずつに、お決まりの野菜の煮物を三種。

お粥二種類と野菜の煮物三種で朝食。

フロントに寄って24H Internet Cardを購入、100THB(320JPY)。
部屋に戻ってノンビリとこれからの予定を立てながら、ついでに奈良の明子姉にSkype電話。

昨日買ってきたSINGHAビール(4缶パック/135THB/432JPY)は初めて買ったChangビールよりも口に合っているナ。

缶に“THE ORIGINAL THAI BEER, SINCE 1993”とある。

ガイドブックを見直していたら、月曜日休館の施設が多いのに気づいた。おまけに昨日行ったワット・チェディルーアン(Wat Chedi Luang)で肝心な仏塔を見落としてきたことに気づいた。

ハーバー(HARBOUR)の前からソンテオでワット・チェディ・ルアンまで直行、30THB(96JPY)。
本堂の裏に崩壊しているのにこれほど大きな仏塔があったとは、うかつにも昨日はまったく気づかなかった。
(再訪した時のワット・チェディ・ルアンの写真は、ワット・チェディ・ルアンのページにまとめた。)

ワット・チェディ・ルアンの北隣り、ワット・パンタオの真向かいにラチャダムヌン通りに面してラーンナー建築センター(Lanna Architecture Center)がある。入館は無料。門を入ると広い芝生の庭に建つ二階建ての一棟がラーンナー建築センターで、想像していたよりもこぢんまりした建築センターだ。

一階の石造の白い回廊に載るチーク材でできた黒い二階部分が、色と様式の二重のコントラストで強い印象を残す。十五世紀の頃に貴族の居館として建てられたものらしいが、今はチェンマイ大学の建築学部が管理している。

一階はラーンナー建築に関するパネル展示、二階は時々に催される企画展の会場になっている。

一階と二階のコントラストが凄い。

“Lanna Architecture Center’の碑。

建物を裏側から見るとL字型になっているのが分かる。


二階の回廊。

二階の回廊。

二階展示室入り口。

二階の展示室では版画展を開いていた。

一階のパネル展示室にこの建物を説明するパネルがかかっていた。

建物を説明するパネルの一部。

英語の部分だけ以下に抜き書きした。

Khmu Chao Burrirat (Maha Intra) House, under the protection and management of Faculty of Architecture, Chiang Mai University, was awarded for Historic Building Preservation Award of Year 2005 under the category of architectural preservation of institutional and public building. The selection was done by Architectural Preservation Commission and Association of Siamese Architectures. Princess Maha Chakri Sirindhorn bestowed the award on the Faculty Directors on January, 2006.

以下は抜き書きの大意。

チェンマイ大学建築学部が保護・管理するクム・チャオ・ブリラット(マハ・イントラ)の邸宅が、2005年度歴史的建造物保存賞(公共施設および公共建築の建築保存部門)を受賞した。選考は建築保存委員会とシャム建築協会によって行われた。2006年1月、マハ・チャクリ・シリントーン王女が学部長たちに賞を授与した。

帰国してから調べたら、この建物はチャオ・ブリラット(マハ・イントラ)という貴族の邸宅跡だった。彼はチェンマイ第6代クーナー王 “King Kue Na” (1355/1367–1385/ 1388) の治世中から第7代セーンムアンマー王 “Saen Muang Ma” (1385– 1401) の初期にかけて、軍人として重要な地位にあった。建物がラーンナー建築の貴重な見本として保存いる。

庭の片隅に竹で組まれた見たことのないオブジェが建っているが何だろう? 辺りに教えてくれそうな人の影もないな。

竹製のオブジェ。

ラーンナー建築センターカート・ルアン
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