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        2011年5月:瀋陽 
        5月3日┃5月4日┃地図 杭州小籠包|瀋陽故宮|中路|東所・西所|東路|鑾駕庫|後苑・西路|瀋陽路┃●故宮全景 【5月4日(水)】瀋陽 ホテルと杭州小籠包店  ホテルの中は全体が薄暗い。 
 部屋の雰囲気は何度も利用した北京のSolo IIに似ている。Solo IIは部屋の片側が大きなガラスサッシ戸なので明るい部屋だったが、「如家快捷酒店」のこの部屋は机の前に30cm程の幅の小さな窓が一つあるきりで電気を付けても薄暗い。 
 
 机の前のカーテンを開けると人が行き来する非常階段に接している。ときどき目の前を腰から下だけが通り過ぎる。鬱陶しいので滞在中はカーテンを閉めっ放しにしておいた。 
  今朝はノドが痛くて眼が覚めた。6時半だ。 
 フロントで故宮はどの辺りか聞くと、ホテル前の朝陽街を左に行って、もう一度左に曲がりなさい、行けば直ぐに分かります、とだけ教えてくれた。 
 
 このホテルは瀋陽の中心部にあり、繁華街や名所旧跡にも近い好い立地にあることが分かった。 
 故宮に行く前にホテルの直ぐ右隣にある小さな店「杭州小篭包」で朝食。 
 
 店に入って直ぐ、壁に貼ってある赤い大きなメニューを見ながら注文したが上手く店主に伝わらない。何度か繰り返した後でメニューを指さして、思わす『これ!』と言ってやっと分かってもらえたようだ。 
 杭州小籠包3.5元(約46円)、紫菜蛋湯2.5元(約33円)は先払い。店内の数カ所に『先付款 后用餐』と貼りだしてある。小籠包も紫菜蛋湯も特別に印象に残る味ではないが小籠包には黒酢がいいアクセントになる。スープは紫菜湯を頼むこともあり、そちらは1元(約13円)。 
 隣のテーブルにいた若い女性客から『日本人だったんですか?』と達者な日本語で声をかけられた。三人連れの彼女達は長安から観光で瀋陽に来ている日本語を専攻している学生だという。こちらが日本人には見えなかったらしい。 
 誰もいなくなった店内でご夫婦と思われる店主達の写真を撮らせてもらった。初めのうちはご主人がとにかく恥ずかしがってなかなか座ってくれなかったのだが、(多分)奥さんに促されてやっと並んでくれた。 
 
 さて腹ごしらえも出来た。次は瀋陽故宮だ。  |