【2月28日(金)曇り】嵯峨嵐山文華館
東京駅発 08:00 「のぞみ 207号」で京都へ。京都駅着 10:17。
京都駅から山陰本線に乗り換え嵯峨嵐山駅へ。
嵯峨嵐山駅着 11時。
駅を出てから疎らな人の流れについて行くと嵐電嵐山駅の前に出る。
渡月橋の前を桂川に沿って上流に進むと嵯峨嵐山文華館は直ぐに見つかった。
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嵯峨嵐山文華館。 |
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入り口の壁につけられたロゴマーク。 |
昨年11月末に人形町ヴィジョンズで開催された「百人一首って」が、開場を京都の嵯峨嵐山文華館に移して4月5日までの予定で開催されているというのでやって来た。
受付で『今朝決まったことですが、3月2日(月)から3月17日(火)までの間、新型コロナウィルスのために臨時休館することになりました』と告げられたが、なんと滑り込みの入館だった。
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入り口ロビーに張られたポスター。 |
一階の展示室では「The 百人一首」展が開かれている。
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「The 百人一首」展会場。 |
百人一首を作った藤原定家自筆の小倉色紙で、坂上是則の歌『朝ぼらけ 有明の月とみるまでに 吉野の里に 振れるしらゆき』が記されている。
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藤原定家の小倉色紙。 |
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何時頃のものなのか貝合わせ。 |
常設展示コーナーには小倉百人一首に収録されている100の歌と、それを詠んだ100人の歌人の人形が並んでいる。
小倉百人一首に収められている歌人100人のうち、男性79人、女性21人。男性の内訳は、天皇7人、親王1人、公卿28人、下級貴族28人、僧侶12人、詳細不明3人。女性の内訳は、天皇1人、内親王1人、女房17人、公卿の母2人。
『花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに』を詠んだ小野小町の人形だけ紹介する。
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小野小町。 |
ゆるい階段で二階の畳ギャラリーへ。
入り口で履き物を備え付けのスリッパに替えて、展示室前の広い廊下のピッカピカの床を踏む。
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広い廊下と展示室。左のガラス戸からは桂川が見える。 |
これだけの畳敷きの空間、それも展示室、なんと贅沢。畳ギャラリーに納得。
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なるほど畳ギャラリーだ(廊下側入り口から)。 |
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障子が張られている廊下側(左手)。 |
畳敷きの贅沢な空間を前にガラスの奥で居住まいを正したように並ぶ作品の一部。空間が変わると作品の見え方も変わるから面白い。
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よそ行きの顔になっている作品たち。 |
帰り際に一階受付嬢から、ここから数分の所にある「福田美術館」は姉妹館なので是非寄って行くようにと勧められた。 美人画展を開催しているという。
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